会社の進むべき道を社員に伝え、徹底させるための発表会、それが経営方針発表会ですが、その資料を社員に定着させるにはコツがあります。そして、その発表会で用いる資料も、とても大切なものです。そこで、経営方針発表会でひと味違う資料を作成するポイントを挙げてみたいと思います。
将来性を強調する
経営者としては、前年の業績が満足のいくものでなければ、その原因を特定して社員に報告し、対策を考えて欲しいと思いがちになります。けれども、発表会においてこれを行うのは逆効果です。
おそらく発表会の終了後の社員の顔を見ればわかると思いますが、決して明るい表情ではないと思います。明るい表情にするためには、過去のことより未来を語る方が効果的です。なので、まず資料作成の最初のポイントは、未来に期待を持たせる資料を作成することでしょう。
経営層からの発表は抑えめに
経営方針発表会の資料に盛り込む内容としては、経営層からのものは半分以下に抑えることが必要です。では残り半分以上は何かというと、現場から上がってくる方針で作成することになります。
つまり、上からの通達のみで終わるのではなく、それを受けて現場サイドではどのような方針を定めるのかという内容の資料が必要になるのです。これは、現場の社員にとって方針を身近なものにするために必要なこととなります。
新入社員へのメッセージをいれる
経営方針発表会は新入社員にとっても大切なものでしょう。これからこの会社で、どのように働くのかを浸透させるためだからです。そこで、発表会は新入社員が疎外感を持つことのないようにする必要があります。きちんと時間をとって、歓迎の言葉を資料に入れることもポイントとなります。
経営方針発表会において使用する資料としては、以上がポイントとなります。そして、発表会において大事なことは、経営理念や会社のコンセプトを伝える時間を十分にとることでしょう。ぜひ、参考にしてみてください。
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