転職活動を行っていると、UターンやJターン、Iターン、Oターンといった「○○ターン」と様々なターンを耳にしますよね。中でも、特に間違えやすいワードとしてUターンとIターンが挙げられます。確かに一見すると、どちらも戻っていますので「同じ意味なのでは?」と思っている方も多いでしょう。でも、実はこの2つには大きな違いがあるんです。そこで、今回はUターンとIターンの違いについて詳しくご紹介していきます。
1, Uターン
Uターン転職は、Uターン現象などとも呼ばれる地方転職の現象の1つです。現象の内容としては、 地方から都会へと進学してきた人が一旦都会で就職し、その後退職して出身地の企業へと転職することを指します。具体的に流れを示すと以下のようになります。
1.新潟県から東京都の大学へと進学する
2.大学卒業後、東京の企業へと就職する
3.東京都の企業を退職し、新潟県の企業へと転職する
主にこうしたUターンの転職が行われる大きな理由には、地元への帰属意識の高さが挙げられます。また近年では、地元へ戻ることで家賃や生活費など経済的な負担が軽くなることを理由に戻るという人も多く見られるようになりました。
2, Iターン
Iターン転職は、 主に都会で生まれた人が一旦は生まれた都会の企業に就職し、その後退職して地方の企業へと就職する現象のことを指します。具体的な例を挙げると、
1.東京で生まれ東京の大学へと進学する
2.大学卒業後、東京都の企業へと就職する
3.東京都の企業を退職し、富山県の企業へと転職する
といった流れになります。
Iターン転職の理由としては、都会の喧騒や環境などに抵抗感を抱き、ゆとりのある生活スタイルや地方の豊かな環境に憧れを抱くといったものが多く見られます。地方に出て行く理由やメリットのある反面、問題となる点も指摘されています。問題点としては、地方は都会に比べると、就職先が少ないため仕事を見つけることが難しい、一旦都会に慣れた生活スタイルを地方に適応させることに苦労するといったものが挙げられます。
いかがでしたでしょうか。これであなたもUターンとIターンの違いについてはバッチリですね!Uターン、Iターンのメリットとデメリットも合わせて覚えておくと良いでしょう。
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