通勤中、日頃の疲れなどでうつむき加減にはなっていないでしょうか?満員電車に揺られて通勤するのはかなり大変ですよね。
都内で働いている人の通勤時間は、平均で約60分と言われています。つまり、1日の1/12を電車の中で過ごしているということになるのです。その時間を、何となくぼやーっと過ごしてはいけません。仕事で運動不足になりがちなビジネスマンにとって、通勤時間も有意義なエクササイズの時間になるのです。
ここでは、通勤電車の車内で体を鍛えることができるエクササイズ術をご紹介します。
1,姿勢を正すためのエクササイズ
デスクワークが多い人は特にですが、姿勢が悪いビジネスマンをよく目にします。なんとなく元気がなさそうに見えますし、相手に与える印象も良くありません。
それを改善するための矯正方法ですが、まず車内では立つようにして下さい。そして次に、肩を思い切り上に上げてその状態のまま思い切り胸を張ります。その後、肩だけをストンと下に落とした状態、それが本当に正しい姿勢だと言われています。
普段姿勢をあまり気にしていない人にとっては、その姿勢をキープするのは意外と大変に感じられるかもしれません。しかし、それを継続させていくことによって次第に姿勢が矯正されていきます。また、背筋や腹筋に力が入る姿勢なので、腹回りのたるみなどを引き締める効果もあります。
2,バランス感覚を鍛えるエクササイズ
これは、つり革を持たずに車内の揺れに耐えるという非常に簡単な方法です。電車の揺れに対して自分の重心を柔軟に変え、姿勢を崩さないように気を使うだけで、全身の引き締め効果があるのです。
この時のポイントとして、頭の位置はそのままにして下さい。頭がグラグラすると全身もふらつくので、全体のバランスが取りにくくなります。バランスに集中することで交感神経が刺激されて頭の冴えにも良い効果があり、まさに一石二鳥とも言えるでしょう。
これをする時は、車内の様子なども考えた上で周りに迷惑がかからないように気を付けて下さい。
3,目のエクササイズ
毎日パソコンや書類などとにらめっこをしていると、目が疲れてしまいますよね。都内の場合はビルが多く、遠くの景色を眺めるということもなかなかありません。目の衰えは脳の衰えにもつながるので、しっかりとケアするようにしましょう。
そのためには、電車内にある車内広告をみるようにします。ただ眺めるだけではなく、広告に書いてある文字を目で追うようにして読んでみたり、少し遠くの文字の解読に挑戦してみるなどして目を積極的に使うようにしましょう。
電車内ではついスマートフォンを見がちですが、少し視点を上げるだけで目のエクササイズにもなるのです。たまには車内広告にも注目してみてくださいね。
4,おしりのエクササイズ
男性でも女性でも、年齢を重ねるとおしりが下に垂れてきてしまい、スーツやスカートが格好良く着れなくなってきてしまいます。いつまでも引き締まった体で過ごせるようにするため、普段からしっかりと気をつけていきましょう。
車内においてできることはとてもシンプル、おしりの穴に力を入れてきゅっと引き締めておくだけです。それだけで太ももからおしりの大殿筋が引き締まり、衰えづらくなるのです。
また、これを車内で続けるだけで、おしりだけでなく腹筋や背筋にも力がはいることになるので相乗効果が見込めます。数十分も継続してその状態をキープするのは意外と大変なのですが、自分でインターバルを挟みながら行なうとより効果的です。
たかが数十分の通勤時間ですが、これらを毎日継続することに寄って必ず体に良い影響が出てきます。仕事に忙殺されて日頃の運動不足で衰えた体中の筋肉を、電車の中で鍛えなおしてみてはいかがでしょうか。
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