仕事で評価される社員とはどんな社員でしょうか。その中の一つの答えは、主体的に動く社員です。なぜ主体的に動く社員は評価されるのでしょうか。主体的に動く社員が評価される理由について解説します。
積極的な発言で新しいアイデアを提供する
主体的な社員は、会議やミーティングでも積極的に発言します。発言の機会が増えれば、有用なアイデアが出てくる確率も上がります。有用なアイデアを出す社員は、高く評価されるのです。
ここで注意したいのは、主体的に動く社員が評価されるのは、有用なアイデアを生む能力が高いからではないということです。発言回数が増えることで、有用なアイデアを提供する確率が高くなるのが高評価の基準です。
10割の確率で有用なアイデアを出す人など存在しません。程度の差はあれど、多くの人は価値あるアイデアと無価値のアイデアの両方を持っています。しかし、主体的な社員は、有用なアイデアを生み出す確率が低かったとしても、発言回数を増やすことでアイデアの数そのものが多いので、貢献できる確率も高いのです。
仕事に対する責任感がある
主体的に動く社員は、自らの意思で物事を判断し、自分の意志で仕事の方法を決定します。ノルマと考えるのではなく、自ら切り開いていくものだと認識しているのです。そのため、責任感を持って仕事に臨めるのです。主体性があると、仕事は自分がやらなければならないものと考えるため、自然と丁寧に仕事をするようになります。
周囲の仕事に良い影響を与える
主体的に動く社員は、人の先頭に立って行動します。チーム全体のクオリティを考えるので、メンバーの仕事にも良い影響を与えるようになるのです。
主体的に動く社員がいることで、職場全体のモチベーションアップにもつながります。主体的に動く社員は、高いリーダーシップを持っているとも言えます。リーダーシップとは、自分の仕事を通じて他人の仕事の質を引き上げてくれるような資質です。
最近の若者には主体性が無い、とはいつの時代でも言われてきた言葉ですが、逆に考えればそれだけ主体的であることが重視されてきた証拠だともいえます。主体的に動く姿勢を見せれば、きっと上司にも気に入ってもらえるはずです。
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