ビジネスシーンに適したメガネはどんなものなのか、知りたい人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ビジネスシーンで利用するメガネを選ぶときの5つのポイントやメガネのフレーム別の特徴などをご紹介します。
仕事用にメガネを新しく買いたい人や、今使っているメガネが適しているか考えたい人はぜひ参考にしてください。
- 第一印象を決めるメガネはこだわって選ぼう
- ビジネスシーンで使うメガネを選ぶときの5つのポイント
- メガネの形・フレーム別の特徴
第一印象を決める!仕事用のメガネはこだわって選ぼう
良好な人間関係を築くためには、第一印象はとても大切です。
第一印象は、合って数秒で決まることをご存知でしょうか。大切な第一印象を決めるのは、主に視覚的情報だといわれています。
そのため、顔に身につけるアイテムであるメガネは、顔の印象を大きく変えるものとして、重要な役割を果たします。
メガネを変えるだけで、知的な印象からおしゃれで個性的な印象まで自由自在。自分の与えたい印象に合ったメガネを買うことをおすすめします。
ビジネスシーンで使うメガネを選ぶときの5つのポイント
第一印象を大きく左右するメガネ。ビジネスシーンではどのようなメガネを選んだらいいのでしょうか。
以下では、ビジネスシーンで使うメガネを選ぶときの5つのポイントをご紹介します。
5つのポイントをチェックして、相手に好印象を与えれるようなメガネを選んでみてはいかがでしょうか。
ポイント1.フレームの色で選ぶ
メガネを選ぶ際の1つ目のポイントは、フレームの色で選ぶことです。
茶色、赤、緑、黄色など……メガネを選ぶ際、色選びは悩みのタネの1つなのではないでしょうか。しかし、ビジネスシーンでは無難な色が好ましいとされています。
以下では、ビジネスシーンで好まれるフレームの色と好まれないフレームの色をご紹介します。
- 【好まれる色】:黒、紺、グレー
- 【好まれない色】:紫、緑、黄色、白、赤、青
フレームの色は、褐色肌の人は濃い色、色白肌の人は薄い色がおすすめです。メガネを購入するときには、必ず自分の肌の色にマッチしているのか、顔色が悪く見えてしまわないか、メガネの色が浮きすぎていないのかを確認しましょう。
色によって与える印象が異なるので、業界・職種にマッチしたものをチョイスしましょう。
ポイント2.与えたい印象で選ぶ
メガネを選ぶ際の2つ目のポイントは、与えたい印象で選ぶことです。
創業43年のメガネ販売店「メガネスーパー」のサイトでは、印象ごとにおすすめのメガネを紹介しています。メガネを用いて与えたい印象が明確にある人は参考にしてみてはいかがでしょうか。
「知的に見られたい」という人には、細身のシルバーメタルのものがおすすめです。スーツとメタルの素材感がマッチして、シャープな印象にしてくれます。
「仕事ができる人に見られたい」という人にはレンズ上部にだけ縁がある、いわゆるナイロールがおすすめです。自信がある、意志を持った人という印象を与えられます。
「個性を出したい」という人には、オフでも使えるようなレンズの縦幅(天地幅)が狭いウェリントン型のフレームがおすすめです。自分のキャラを主張させたい人であれば、黒フレームを選びましょう。
ポイント3.顔の形で選ぶ
メガネを選ぶ際の3つ目のポイントは、顔の形で選ぶことです。
自分の顔の形に合っていないメガネをかけるのは、避けることをおすすめします。メガネのフレームには数種類あり、自分の顔の輪郭に合った形のメガネをかけることが重要です。
面長の人に合うメガネの形は、すばり「ウェリントン」です。上下の幅が広めなウェリントンのメガネをかけることで、面長をカバーできると同時に全体のバランスを整えられます。シャープ形のメガネは面長を強調してしまうことになるので避けるようにしくてださい。
丸顔の人に合う形は、メガネの王道である「スクエア」です。丸顔だと何となくおっとりしたイメージを与えがちですが、スクエアで角張った要素を足すことで上手く調和され、全体のバランスがよくなります。
輪郭が逆三角形型の場合、話している人の目線がつい顎のほうにいきがちになってしまいます。そこで、目立つ個性的なメガネをチョイスして目元に足すことによって相手の注目も目元に向けられ、しっかりと目を見て話をせれるでしょう。選ぶべきメガネの特徴として、リムの部分が広めなものを選ぶと顔の形に合ったメガネを選べれますよ。
ポイント4.お店では自分らしい格好で行く
メガネを選ぶ際の4つ目のポイントは、お店では自分らしい格好で行くことです。
メガネ選びは、家をでる前から始まっています。自分に似合ったメガネを選ぶためには、自分がいつも着ている服とのバランスを考えなければいけません。そのためにメガネを買いに行く日には、いつもの自分らしい格好をしていきましょう。
もちろん仕事でスーツを着ることが多いのなら、スーツでメガネを買いに行ったほうがいいでしょう。ビジネス用とプライベート用を使い分けたいのであれば、それぞれのシーンを想定した服装で行くべきです。
お気に入りのブランド、欲しいと思っているブランドが特にない場合は、メガネのセレクトショップに行ってみてはいかがでしょうか。複数のブランドや種類の置いてあるお店をおすすめします。
ブランドは、それぞれそのブランドの色を持つため、自分に合うものがあるかどうかわからないときがあります。特にこだわりがない限り、各ブランドからセレクトされたメガネが置いてあるお店に行くのがおすすめです。
店内をぐるりと一周してみて、ここに自分の好きそうなメガネがあると思ったら、販売員に声をかけてみましょう。ポイントは、一言も話していない販売員に声をかけることです。
自分のこだわりを伝えていなければ、外見から似合うメガネを選んでくれます。つまり、センスのいい店員が自分の見た目だけを考慮して、センスのいい1本をおすすめしてくれるということです。
一度でも店員と会話してしまうと、自分の好みも反映されてしまいます。「好み=似合う」とは限らないので、まず初めに似合いそうな1本を選んでもらった上で、自分の好みを反映させていきましょう。
ポイント5.最低5本は試着して選ぶ
メガネを選ぶ際の5つ目のポイントは、最低5本は試着して選ぶことです。
おすすめされたメガネ、自分が気になったメガネなどは、実際掛けてみないと本当に似合うかどうかが分からりません。ファーストインプレッションで決めずに、自分に似合うかどうか確かめてみましょう。
「試着したら、買わなければいけない雰囲気になるから気が引ける……」という人もいるのではないでしょうか。
しかし、メガネ店の販売員いわく「試着して帰るだけでも全く構わない」ようです。本当に気に入るメガネを納得して購入するためにも、気になったものを手当たり次第試着してみてはいかがでしょうか。
どの形が似合う?メガネの形・フレーム別の特徴
メガネを選ぶ際のポイントを5つご紹介しました。ポイントを把握したところで、自分に合ったメガネを選べるようにメガネのフレームについてご紹介します。
メガネの形・フレーム別の特徴を押さえて、自分に合ったメガネを選びましょう。
知的な印象を与える「スクエア型」
王道の「スクエア」は、フレームの四角い形が顔の丸みを和らげ、知的な雰囲気にしてくれます。
丸顔の輪郭の人がスクエア型をかけると、鼻筋が通ってスッキリとした印象になります。四角顔の方がかけるとかえって輪郭が強調されてしまい、角張って見えてしまうので注意が必要です。
柔らかな印象を与える「オーバル型」
楕円フォルムの「オーバル」は、フレームの丸い形が顔の角を和らげ、柔らかな印象を与えるため四角顔と三角顔の方におすすめです。輪郭とフレームのバランスで小顔効果も期待できます。
お洒落な印象を与える「ウェリントン型」
出典:ZOZOTOWN
クラシックなデザインが伊達メガネとしても人気の「ウエリントン」は、台形型のレンズと大ぶりなフレームが特徴。大きなフレームが顔の長さをごまかすのに最適です。面長顔の人がかけるとアゴ先までの長さが短く錯覚でき、面長の印象を解消できます。
アメリカ映画俳優であるジョニー・デップがかけたことで、一躍脚光を浴びたメガネとしても知られています。
個性派な印象を与える「ボストン型」
フレームが大きく、小顔効果が見込まれる「ボストン」。自然なラウンド型が洒落た印象に写りますが、クセが強く、似合う人とそうでない人が大きく分かれる傾向にあります。
「ボストン」特有の個性をすんなりと受け入れるのは、ベース型の顔です。違和感を与えないよう、フレームが細いタイプを選ぶのがおすすめです。
優しい印象を与える「ラウンド型」
「ラウンド」は、ボストンと同様に難易度が高いモデルといえます。フレームの素材でも印象が変わるメガネですが、かけやすいのはメタル素材のものです。
面長タイプの顔の人におすすめなのが「ラウンド」です。面長タイプはキツい印象を与えがちですが、優しい印象の「ラウンド」が表情を柔らかくしてくれます。
シャープな印象を与える「サーモント型」
フレーム上部が眉毛に見えることから「ブロー」とも呼ばれる「サーモント」。珍しいフォルムをしているが、ハマればグッとお洒落に見えるメガネです。
柔らかな印象を残す卵型の顔には、全体的にシャープに写る「サーモント」がよく似合います。キリッと引き締まった知的な印象をプラスできます。
お洒落の鍵を握る小物。それはメガネも例外ではなく、本当に似合うメガネをかければ一気にお洒落度が増して見えるものです。購入の際は一度鏡と向き合い、自分に似合うものを選んでみてはいかがでしょうか。
ビジネスシーンで避けておきたいメガネとは?
実は、ビジネスシーンでは、避けておきたいメガネが存在します。
避けておきたいメガネとは、カラーフレームのメガネです。カラーフレームは、どうしても派手な印象になり、ビジネスシーンにはマッチしずらくなります。
ビジネスの場は、自分の個性をアピールする場ではありません。相手に違和感を持たせるほどの派手な印象になるメガネは避けたほうが無難です。
しかし、使い方次第ではカラーフレームのメガネをかけてもいい場合があります。
例えばダークトーン×ダークトーンのメガネであればそこまで目立つこともありません。ビジネスシーンに「最適」とはいえませんが、良識の範囲内なら構わないのではないでしょうか。
「普通のメガネに飽きた」とか「おしゃれしたい!」という人は、細かいディテールでカラーを取り入れてもいいでしょう。
自分を魅力的に見せるメガネを選ぼう
- 顔の形や与えたい印象でメガネを選ぶ
- カラーフレームのメガネは避けておくほうが無難
本記事では、仕事用のメガネの選び方や、メガネのフレームの形などをご紹介しました。
第一印象を良くするためにも一躍買うメガネ。メガネを変えるだけで、知的な印象を与えられるなら、すぐにでもメガネを用意したいという人も多いでしょう。
本記事で紹介した、メガネを選ぶ際のポイントを押さえてメガネを選ぶことで、自分にあったメガネを見つけることができます。
まずはどのような印象を与えたいのか、そしてフレームのイメージを考慮に入れて、自分の顔の形や肌の色に馴染む、自分に合った特別なメガネを見つけてください。
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