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柔軟な思考を手に入れろ!固定観念を捨てるための3つのステップ

Takeshi Sugiuchi

2014/06/03(最終更新日:2014/06/03)


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by Pano e Papel
 思い込みが強いと思って、悩んでいる人はいませんか?こういった人は、一つの固定観念に縛られている場合が多いです。固定概念が強すぎると、物事を1つの方向からしか見ることが出来なくなり、ビジネスにおいても支障をきたすことが少なくありません。ビジネスには、あらゆる場面で柔軟な発想が必要です。今回は固定概念から脱却して、新しい視点を持つための方法を紹介します。

1. 自分の思考に気付く

 固定概念から脱却する最初のステップは、自分が無意識のうちに決めつけていることに気付くということです。人は経験に大きく影響される生物なので、どうしても以前、経験した出来事や感情をもとに思考を構成してしまいます。なので、固定概念から脱却したいともうなら、自分の無意識的な思考に気付く必要があるのです。

2.理由を探る

 自分の思考に気付くことが出来るようになったら、次はなぜ自分がそうした思考にたどり着いてしまうのかを考えます。固定観念を持ってしまう原因が分かれば、対策を講じることができます。

 具体的には、固定観念のもとになっている出来事などを思い出すことになります。トラウマや苦い経験などと向き合わなければいけないこともありますが、逃げ出さずにしっかり理由を見つけていきましょう。

3. 思考を入れ替えてみる

 最後は、意識的に別の思考を取り入れてみることにチャレンジします。例えば、「今まで○○の仕事のときは○○な考え方で進めていたけれど、今日は☓☓の考え方で進めてみよう」と事前に決めておき、常に以前の観念に戻っていないか注意しながら進めていきます。

 このステップを行うためには、自分の固定観念が何で、その原因が何なのかをしっかり自覚する必要があります。このステップを繰り返すことで、元々の固定概念から脱却することができ、新たな視点を持って仕事に取り組むことができるようになるでしょう。


 以上、固定概念から脱却する方法について紹介しました。ただ、注意しておきたいのは固定概念の全てが悪いというわけではないということです。固定概念は過去の経験や体験から構成されるものなので、そうした積み重ねがビジネスで生きる場面も少なくありません。固定概念を完全に否定する必要はなく、柔軟な思考と使い分けが出来るようになるとベストであると言えます。

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