いくら寝ても寝たりない、全然寝られてなくて自分が心配になってしまう…というように様々な理由で「睡眠時間って一体どのくらいとるのが理想なんだろう?」と疑問に思った事はありませんか。理想の睡眠時間を知ることで、自分の今の生活を考え直すきっかけにもなりますよね。ここでは、睡眠時間の理想的な長さについて解説していきます。
理想的な睡眠時間はズバリコレ!
ではまずはじめに、理想的な睡眠時間を発表してしまいましょう。
スッキリ目覚めることは睡眠をする上で最大の命題ですよね。いくら長く寝たとしてもスッキリ目覚めることが出来ずに不機嫌になってしまったり、もう1度寝たくなってしまったりしてしまっては、理想的な睡眠時間とは言えません。
しかし上記を見て、「理想的な睡眠時間って言ったのになんでこんなにバラつきがあるんだろう?」と疑問に思いませんでしたか。実は、睡眠のメカニズムが原因しているのです。
睡眠は90分周期
先ほどの理想的な睡眠時間を見てみると、全てが90分×○という形で表記出来るということに気がつきませんか?実は、それこそが理想的な睡眠を取るための重要なポイントなのです。
これこそが理想的な睡眠時間を考える上でのヒントだったのです。つまり、90分単位で睡眠をとるように注意すると快適な目覚めを得ることが出来るようになってきますよ。
そこでさらに、もう一つポイントがあります。それは、レム睡眠が行なわれている時に起床することです。レム睡眠とは、浅い眠りで10分〜20分程行なわれる睡眠を指します。それに対してノンレム睡眠は、深い眠りで70分〜80分程行なわれているのです。そのため、その浅い眠りであるレム睡眠の時に起きることで、スッキリと起きることが出来ますよ。
結局短いのと長いのではどっちが良いの?
理想的な睡眠を取るためには、90分単位で睡眠を取ることが重要であるということがわかりましたね。でも、まだなかなか腑に落ちないという人が多いのではないでしょうか。理想的な睡眠時間と言っているのに、4時間30分〜7時間30分なんてさすがに幅が広過ぎると思いませんか?
そんな時に疑問になってくるのが、「睡眠時間は短いのと長いのではどっちがいいの?」ということですよね。では、どっちが良いのか検証してみましょう。
長時間睡眠
ここでポイントになってくるのは、先ほど述べた「 レム睡眠」です。レム睡眠とは、浅い眠りでしたよね。そのレム睡眠が短ければ短い程、質の良い深い眠りが出来るという仕組みになっているのです。
つまり、長時間眠れば眠る程浅い睡眠の時間が増えていくのです。寝すぎたな…と感じる日に限ってたくさん夢を見たという経験はありませんか。それこそが、長時間睡眠は質があまり良くないということを証明しているのです。
短時間睡眠
では、逆に短時間睡眠の場合はどうなっているのでしょうか。短時間睡眠の場合は、寿命や血糖値、血圧やうつ病等様々な面に影響を与えてしまうということがデータで明らかになっています。その他にも集中力が落ちてしまったり、仕事にも大きな影響を与えてしまいます。
基本的に避けた方が良いと言われる短時間睡眠は、3時間より少ない睡眠時間のことを指します。先ほどの90分周期を2回繰り返すことは避けた方が良いということですね。
以上のことから分かることは、睡眠時間は長過ぎても短すぎてもダメということです。そして、結論としては理想的な睡眠時間の4時間30分、6時間、7時間30分は全てが理想的な時間であり、自分に合った睡眠時間を選べば良いということになります。
人によっては、忙しくて睡眠時間が取れなかったりする人もいるでしょう。しかし、上記のように理想的な睡眠時間に幅があると知ったからには、自分に合った睡眠時間を選ぶことができませんか。睡眠時間も大切ですが、質の良い睡眠を取ることで日頃の頑張っている自分を癒してあげてくださいね。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう