決断力がないとここぞというチャンスを逃してしまったり、決断に迷うことでの時間的なロスを生んでしまったりと、仕事を上手く進められない原因になりかねません。ですがだからといって、向こう見ずに投げやりな決断をすれば良いという訳でもありません。そこで意思決定が苦手な人が上手く決断力をつける方法について紹介したいと思います。
1.期限を設けて決断する
決断力が無い人の多くには、その後の事を考えすぎたり、選択肢を無数に想定して考えすぎたりと、決断する前に考えすぎて時間を掛けすぎる傾向があるかと思います。じっくりと考え決断する事は大切な事で悪い事ではありません。但し、先の事を確実に予想する事は困難ですし時間を掛ければ良い決断が出来るという保証はなく、また、決断には早さも求められる事が多いですし、そうでなくとも常々じっくり考えてしまうと癖になり、早急な決断が求められる時に対応出来なくなる事もあります。
そこで決断力をつける方法としては、時間的目安を決め決断する習慣を身につける事が効果的です。何時までに決断を出す、何日までに決断を出すと自分の中で目安となる期限を明確に決めて決断するのが良いでしょう。
2.決断するための根拠の範囲を決める
決断する際は、根拠とする情報や知識からどう決断するかを考えるかと思います。根拠をしっかりと固め精度の高い決断をする事は大事です。しっかりと根拠を固め決断しないと、決断後上手くいかなかった場合に後悔が生まれ、その後の決断力を余計鈍らせてしまいます。ですので、根拠は十分固めた上で悔いのない決断をする事が望ましいです。
ですが、根拠とする情報や知識は考えようによっては終わりがない事もありますし、時には早急な決断しなくてはならない事もあるかと思います。そこで決断力をつける方法としては、これも根拠の範囲を決めて決断する習慣を身につける事が効果的です。
いついつまでに分かっている情報で決断する、いついつまでの仕事の状況を見て決断する等、根拠とする範囲を明確に決めて時には切り捨てる事も大切になります。
3.失敗を恐れない
最後に精神的な事ですが、決断は失敗を恐れず積極的に強気で行った方がよい結果に繋がる可能性は高まります。弱気な決断や、先送りした上での決断ですとそれが正しくとも十分な結果を得られない事があります。
そこで決断力をつける方法としては、日頃から失敗を恐れず積極的に決断していく癖を身につける事が効果的です。失敗から決断をする際のコツが見えてくる場合もあるので時には失敗してみるものいいかもしれません。
ただし、重要な事ですとやはり独りよがりの安易な決断はふさわしくないので、まずは日頃の些細な事に対して積極的な決断をする癖を身につける事がよいでしょう。
決断力をつける方法としてはこのようなコツがあります。時には納得するまでじっくり考える事なども必要な場合がありますが、ケースに合わせた決断ができるように日頃から決断の仕方を意識し行動し経験を培う事が大切です。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう