春や秋、6月など結婚式を挙げやすい時期があります。結婚式は身内だけで挙げるという人も多くなってきましたが、それでも同じ職場の人が結婚することに対してなんの反応も示さないのは味気がありません。
結婚式のお祝い電報は、式に出席しない場合に送るため、職場名義で祝電を打つことがあります。職場名義で結婚式に電報を送る際の文例集についてご紹介します。
電報を送る際のマナー
結婚式は日程があらかじめわかっています。電報の手配は連絡を受けたらすぐにしましょう。送り先は式の会場で、始まる1時間前までには届くようにします。
宛名は新郎新婦あてか、どちらかの父親あてになります。新婦あての場合には旧姓で送るのが通例です。しかし、入籍してしばらくたっている場合は事前に確認しておくようにしましょう。
文章はあらかじめ用意しておいたほうが手続きはスムーズに進みます。また、式の中で披露される可能性があるので、人前で読み上げられることを想定した文章にするようにしましょう。
職場名義で送る電報ですから、友達のように親しさを演出する必要はありません。お祝いの気持ちを前面に出しましょう。また、文末には差出人の名前を忘れないようにしましょう。
電報を送る際の文例集
結婚式なので、別れをイメージさせる言葉や繰り返し言葉は使ってはいけません。同じ職場の人に対しては少しカジュアルな雰囲気でも構いませんが、取引先への電報は丁寧な表現を使用するようにしましょう。
職場の人の場合
「職場一同からお祝いの気持ちを贈ります。○○さんならば、健やかで笑顔あふれる明るい家庭を築かれることでしょう。末永くお幸せに。」
職場関係の人に対してはこの文章が一番無難です。なぜなら結婚をお祝いするとともに、円満な家庭を実現することを願っていることが伝わるからです。
取引先の場合
「ご結婚おめでとうございます。末永いお幸せをお祈りします。」
「ご結婚おめでとうございます。お二人の門出を祝し、心よりお祝いを申し上げます。」
「ご結婚おめでとうございます。明るくあたたかいご家庭を築かれますようお祈り申し上げます。」
上記の3つの文例は取引先でも親しい関係者の場合に使用しましょう。
「華燭の典を祝し、お二人のご多幸とご発展をお祈り申し上げます。」
「華燭の典を祝し、心よりお祝い申し上げます。お二人のご多幸とご発展をお祈り申し上げます。」
上記の2つの文例は目上の関係にある人や元上司などの場合に使用してください。
以上が職場名義で結婚式に電報を送る際の文例集になります。マナーと文例の用途に合わせて結婚を祝ってあげましょう。
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