優秀な部下を持ち、自発的に部下が仕事をしてくれるのが上司にとっての理想の職場です。今回は自己管理ができない部下に対してどのように指導していけばいいかを少し考えて見ましょう。そこで以下に、自己管理できないタイプの部下を持った場合の基本かつ有効な指導法を以下に紹介します。
指示を与えるときには期限を伝える
まずこれが一番重要なことです。自己管理できない人間は時間間隔の意識が低いから管理できないのです。期限を与えた指示を何度もこなす事によって、自然と自己管理できるようになります。
いきなり部下に「自己管理できないからしっかりしろ」と直接言うのはあまり効果はありません。この問題はすぐに解決すると思って指導するのではなく、徐々に管理できるようにするという心構えを持ちましょう。基本的にこれを繰り返していき、ある程度の段階で期限を言わずに指示を出せば、期限は言わずともあちらから尋ねてくるようになります。
指示を与える時は複数の指示を与える
自己管理できない部下に最初の指示を与えて業務中に別の指示を複数与えます。部下自ら「まずどれから取り掛かるべきなのでしょうか?」と尋ねてきたら成功です。優先すべき仕事の判断を仰ぐという事は自己管理した証拠です。
ここで注意することは与える指示は失敗したら取り返しのつかないものでなく、リカバリーが簡単にできるものを与えましょう。基本的に上司自ら指摘するのではなく部下自身が自発的に気付くことが大切です。
服装やマナーについて
自己管理ができない人の大半は机の上が整理されていなかったり、服装が乱れているといった要素を持っています。基本的なことですが服装やマナーに関しては見過ごさずにきちんと部下へ注意をしましょう。その際に言い方のバリエーションが複数あれば反感を買うことも少なく出来ます。
注意する点は、指摘する自身もしっかりした言動や服装をしていなければ説得力が薄れます。指摘する場合は自分の身の回りを確認してから言いましょう。
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