仕事において、行動力がないということは、実績を出せないということに等しくなります。頭の中で考えを巡らせているだけでは、現実は何も変わっていきません。新人のうちは行動力がなかったとしても、何かしら周りからフォローがあるかもしれせん。しかし、いつまでも上げ膳据え膳をしてもらっている状態で仕事になるわけがありません。そこで今回は、仕事で行動力がない人がまず変えるべき考え方について見ていきたいと思います。
考え方が他人任せ
行動力がない人は、「自分が動かなくても周りの人が動いてくれる」と、多少なりとも考えています。明確にそこまで自覚をしていないとしても、誰かが動かなくてはまわっていかない仕事について、行動力がないということは、自分以外の誰かがやるからまわっているのだと何となく知っているのです。
いくら行動力のない人でも、無人島に一人取り残されたら、何かしらの行動をするでしょう。しかも、無人島に取り残される前より、積極的かつ自発的に行動を起こすかもしれません。
自分しかやる人がいない状態で行動力を発揮できるのなら、普段は他人任せにしているわけです。行動力がない人がまず変えるべき考え方のひとつは、他人任せという考え方でしょう。
失敗を大きく捉え過ぎている
誰にでも失敗はあります。逆に大きな成果を残す人ほど、大きな失敗をしているものです。行動力がない人は、これから自分が起こすかもれない失敗を過大評価しています。失敗を過大評価しているために、誰よりも失敗をしたくないのです。失敗しないために、一番賢明な行動は、「行動しないこと」です。
行動力がない人は失敗をしないために、一番ベストな行動をとっているとも言えるのですが、しかし、ビジネスマンとしてあるべき姿でしょうか。
仕事をするのであれば、ある程度のリスクをとらないと、獲得できない利益が必ずあります。行動力がない人は、リスクをとることもありませんが、利益を生むこともありません。行動力がない人がまず変えるべき考え方は、失敗を評価しすぎることです。
仕事で行動力がない人が、まず変えるべき考え方についてみてきました。人は、どの場面でも行動力があるわけではありません。職場でバリバリ働くサラリーマンも家にいれば、家庭運営は奥さん任せでまったく行動力を発揮しないということもあるでしょう。
しかし、色々な場面でも行動力を発揮しない人は、仕事の面では発揮できるよう考え方を変えていくべきなのです。
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