部下の中に、いつも体調が悪そうにしている人はいませんか?体調管理は、社会人なら自分でコントロールするものです。しかし、それができない人には上司が声をかけてあげるのも大切です。体調が悪い部下にしてあげられることには、どんなことがあるのでしょうか?
仕事に及ぼす影響を自覚させる
体調管理は社会人としての基本です。それは体調の悪さが仕事の出来にダイレクトに影響するからです。個人の問題だけではなく、プロジェクトに加わっている場合はチームの足を引っ張る事にもなりかねません。
体調管理ができない部下というのは、その仕事に対する影響を正しく理解していないという事でしょう。体調管理が仕事に及ぼす影響をしっかり自覚してもらう必要性があります。そしてその影響は、自社の職場だけでなく、場合によっては取引先に及ぶ場合もあるという事を理解するよう、説明し指導するべきでしょう。
生活習慣をチェックし、具体的な方法を提示する
体調管理ができない人は、どこかで無理をしているのかもしれません。生活改善のチェックを促してあげるのも、部下のためにできることです。無理をしているポイントは、仕事上ではなく、プライベートの時間かもしれません。
例えば仕事が終わった後も平日疲れているのに遊びに行って披露していないか、睡眠が足りていないのではないかなど、いろいろな原因があるでしょう。生活習慣が乱れたいないか、そのあたりを見直す事を求め、改善できないか考えるように促しましょう。
専門部署に相談する
本人が、体調管理ができない事を自覚していて、更に仕事に対する悪影響も分かっている場合は、本人が対処できないような原因や状況があるのかもしれません。そういったケースでは体調管理ができない理由を専門的に見てもらう必要があります。その原因を探り、専門部署に相談する事も大事です。
生活習慣に気を使っていても体調管理ができないというなら、重大な病気があるかもしれません。一つの例として「鬱病」等も体調管理ができない原因となります。その可能性を感じたら、社内のクリニックに検査をしてもらうよう促してください。
中には育児や家事で負担がかかりすぎて、体調管理ができないのかもしれません。そういう場合は可能でしたら時短勤務なども考えて、本人としっかり話し合い、仕事の質や時間を変える必要もあるかもしれません。
体調管理は非常に重要です。プライベートに踏み込みすぎるのもよくありませんが、体調管理をサポートするのも上司の仕事です。部下を上手に指導してあげる事で、みんなが元気に働けるようにしていきたいものです。
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