HOMEビジネス 【仕事で落ち込んだ時の対処法】普段と違う行動を取る行為は意外と無駄だった…

【仕事で落ち込んだ時の対処法】普段と違う行動を取る行為は意外と無駄だった…

Shingo Hirono

2014/05/30(最終更新日:2014/05/30)


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by Amio Cajander.
 仕事を続けている限り、ミスを起こしてしまい気が滅入ってしまうような事態は多くあると思います。気分が落ち込まないよう、気を張り続けるよりも落ち込んだときの気分を早く回復する方法を知ったほうが、健全に仕事を続けられるでしょう。

 そこで仕事がうまくいかずに落ち込むとき、どう対処すればいいのか、以下に3つ紹介します。

準備体操をしたり、会社内を歩き回るなどして体を動かす

 「落ち込んでいるのにそんな事をしたって無意味だ」と思ってしまうかもしれませんが、体を動かすというのはとても効果的な対処法なのです。落ち込むときは、脳内でダメなことや失敗したイメージばかりを抱えている状態で、脳に大きな負荷を抱えている状態でしょう。

 それを無理矢理考えさせないように、準備体操やウォーキングして脳の負担を取るという理屈です。体を動かすといっても激しい運動をする必要はありません。両腕を振り回したり、屈伸を何回か繰り返すといった動きで十分効果は期待できます。今は悪い感じだと思ったら、とりあえず肉体を動かすと長期的なスランプに陥らなくなるでしょう。

自分を変えようと思って普段と違う行動を取ろうとしないこと

 気分が落ち込むときは、「今の自分じゃダメだ…」と感じて普段と違った行動を取りがちになってしまいますが、これはかえって悪い方向に走ってしまい、オススメできません。普段なら冷静に判断できるため、行動パターンを変えても悪かったら元に修正できますが、落ち込んでいる場合は「変えなければいけない」気持ちが優先されて、変更前と変更後の良し悪しの判断が上手くいかないのです。

 それを何度も何度も繰り返してしまうと、気付けば簡単に直せることであったものでも、簡単に直せない状況になってしまいます。「気分が落ち込むときは、そこまで気が回らないから意味がない…」と思ってしまうかもしれません。

 ですから、普段の癖として行動パターンを変更する際はメモに取っておくことを推奨します。そうすれば、記録をとってあるので間違ったとしても修正するのは簡単になります。

あえて利き手を逆にして作業する

 普段使っている手を逆にして作業してみましょう。普段と違って思うようにできませんし、利き手と同じ精度の作業をしようとすると時間がかかります。

 普段ならば面倒でやってられないと感じますが、気分が落ち込むときにやると意外に続きます。そして、しばらく利き手と逆で作業を続けると自然と落ち込んでいた事も忘れていくでしょう。普段は作業ペースを遅れさせるだけで、やる価値はありませんが、落ち込むときにやれば作業を行いつつ、早期回復も目指せるので有用な対処法になります。


 以上、仕事がうまくいかず落ち込むときの対処法を紹介してきました。落ち込んでしまうときは、誰にでもあるもの。そういった時は落ち込まない方法ではなく、落ち込んでしまった後のリカバリー力に目を向けて、そのスキルを鍛えていきましょう。

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