仕事で失敗は誰もがしたくないものです。しかし、したくはないのに失敗することもあります。そして全く失敗をしない人は存在しておりません。
とはいうものの、人間失敗したら落ち込むことはよくあります。ましてや、重要な局面で失敗してしまったり念入りに進めてきたものが失敗したときなどは落ち込むのも当然かもしれません。
そういった状況に陥った時、人生の先人たちは様々な言葉を残してくれました。仕事で失敗したときに立ち直る名言を3点ほどご紹介しましょう。
苦境に立たされたとき
「とんでもない苦境ほど、素晴らしい立ち直り方を魅せる格好のステージだと思って張り切ることにしている。」
この言葉はDeNAの南場智子元社長の言葉です。
DeNAも現在は東証一部の上場企業ですが、起業後数年はヒットにも恵まれず、資金が底をついて倒産するかもという状況から立ち直った会社です。
失敗した直後というのは恰好が悪いものです。しかしながら「立ち直り方を魅せる格好のステージ」と発想を転換させると、それまでの暗黒の世界から明るい舞台へと立場が変わり立ち直る活力源となります。
失敗してしまったとき
「本当の失敗とは、失敗したことに負けて、時間を無駄にしてしまうこと。」
この言葉は秋元康さんの言葉です。ここには2つの意味が見えます。
一つ目は失敗したことを悔やみ続けて時間を無駄にするなということ。二つ目は失敗に至ったこれまでの過程を無駄にするなということ。
前者はまさしくその通り悔やんでいる時間よりも、未来に向かって歩き出した方が立ち直ります。また、後者は失敗したからと言ってそれまでの過程や経験が無駄になってしまうことはないということです。
失敗したということは、失敗する経験を積んだということです。その分だけ、失敗から学ぶことがたくさんあるはずです。その失敗の経験を活かすことが出来なければ、そこに
費やした時間は無駄となってしまいます。
あきらめそうになったとき
「過去においていくら失敗した事実があったにしろ、今後失敗するとは限っていない。
人類の歴史は、過去に失敗したことを粘り強く何度もやってみることで人類が成長してきたことを物語っている。」
文学者である武者小路実篤の言葉です。
失敗するとその先について何も考えられなくなることもあります。
しかしもうちょっと先には成功が待っている可能性もありますし、そもそも失敗の積み重ねによって人類が成長してきたならば、あなたの失敗も当然のことなのです。
そのため、将来を悲観することは必要ないと考えれば将来に対して希望が持てるようになります。
仕事で失敗してしまったときに立ち直るための名言を3つ紹介しました。誰しも落ち込んでいるときには、前を向いて次の行動に移ることが難しいです。しかし、そんなときに上記の3つの言葉を思い出せば前を向いて仕事に取り組めるでしょう。
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