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見やすいチャートで業務を見える化!フローチャートを作成するときのポイント

Takeshi Sugiuchi

2014/05/30(最終更新日:2014/05/30)


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見やすいチャートで業務を見える化!フローチャートを作成するときのポイント 1番目の画像
 フローチャートは、業務を流れで表すことで、仕事の全容を分かりやすくするものです。業務を外部委託したり、派遣社員に担ってもらう場合にも多く使われます。ここでは、フローチャートを作成する際に注意しておくべきポイントを紹介します。

流れと向きを定める

 業務のフローチャートを作成する際には、どの部署が担当するアクティビティ(活動)なのかをはっきりさせなければなりません。フローチャートでは、スイムレーンと呼ばれる縦のレーンに、アクティビティの主体を記述します。営業部や事業部、経理部などがが縦のスイムレーンに入ってきます。したがって、誰が何をするのかがスイムレーンで明確になります。

 また、フローチャートは、上から下へ、左から右へが基本です。左から右へ行って、まだ右から左へ折り返すことはありますが、下から上への流れはありません。

アクティビティ数は10程度

 一枚のフローチャートに登場するアクティビティの数が多すぎると、業務フローがわかりにくくなります。ひとつのフローチャートに登場するアクティビティの数は10程度が良いでしょう。複雑な業務ならばアクティビティを大まかにまとめ、さらに別のフローチャートにサブ業務のフローチャートを作成すると見やすくなります。

人とITのスイムレーンを分ける

 フローチャートを作成する場合、IT(システム)への入力や出力をフローチャート上に表示させることがあります。この場合は、ITのスイムレーンを設け、人とITのスイムレーンを分けるとわかりやすいフローチャートになります。ITをどの位置で使うのかが、一目で確認できるからです。


 いかがでしょうか。いくら作業量が多いからと言って、見やすくなくなっては意味がありません。上記を参考に、後から見返したくなるフローチャートを作りましょう。

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