フローチャートは、あるプロジェクトや作業の流れを図式化したもの。
フローチャートで作業の手順と対応の選択肢などを視覚化すると、開始から終了までの流れが掴めて、段階的な作業手順を明示することが可能になる。
今回はそんなフローチャートの基本知識とフローチャート作成に役立つツールを紹介したい。
フローチャートの基本
フローチャートは、段階や手順を記した図形を上から並べて作っていく。
フローチャートを作るためには、どんな図形が用いられ、それぞれの図形にはどんな意味があるのか知っておく必要がある。
フローチャートに用いられる図形の意味
- 楕円:プロジェクトの開始と終了
- 長方形:判断を伴わない作業手順
- ひし形:条件により選択判断が必要な手順
- 直線:手順の順番を繋げたり、選択肢により手順が戻ることを示す
このような図形と、それぞれの図形が持つ意味によってフローチャートは構成されている。
上述したフローチャートに用いられる図形は基本的なもので、処理が複雑化するほどに必要となる図形とその意味も増えていく。
余談だが、PCではなく手書きでフローチャートを作成していた代は、いくつかの図形が抜かれているステンシルプレートという定規を使っていたそうだ。
フローチャート作成に役立つツール
次に、フローチャートを作成するのに役立つツールを5つ紹介したい。
フローチャート作成ツール①:Excelフローチャート作成支援ツール
こちらはExcelのマクロを利用したツール。Excel上でフローチャートを作成することができる。
また、Excel上で作成したフローチャートをWordなどに貼り付けて使用することもできるため、Officeユーザーにおすすめのツールだ。
Excelフローチャート作成支援ツールの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
Excelフローチャート作成支援ツール
フローチャート作成ツール②:Flowchart Excelアドイン
こちらもExcel上にフローチャートを作成できるツール。
使用したい図形を、図形が示されたボタンを押すだけで描画でき、作成作業を効率的に行える作成ツールになっている。
Flowchart Excelアドインの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
簡単にフローチャート作成ができるExcelアドイン
フローチャート作成ツール③:業務フローチャート簡易作図支援ツール
上と同じく、Excel上でのフローチャート作成に役立つツール。
ツールを開いたら、フローチャートで使う図形を選択し、描画列行を指定し、記号内に記すテキストを入力後、倍率やフォントサイズなどの細かいポイントを設定したら、フローチャートが完成する。
短時間で整ったフローチャートを作成したいという方におすすめのツールだ。
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Excelの任意のシートに業務フローチャート作図を支援をするアドイン
フローチャート作成ツール④:Dynamic Draw
フローチャート作成のためのツールではなく、図形を描画するためのソフトだが、フローチャート作成にも使うことが可能。
窓の杜ライブラリ
Dynamic Draw
フローチャート作成ツール⑤:フローチャート作成 流れ図くん
「フローチャートをタイピングの速度で作る」をコンセプトとしたツール。図形の配置やバランスを自動で行ってくれるため、フローチャート作成時間を短縮することができる。
作成の際にはソースコードを使う必要があるので、プログラマーにおすすめのツールだ。
フローチャート作成 流れ図くんの詳細情報 : Vector ソフトを探す!
簡単ソースコードでフローチャートをExcel(エクセル)シェープで生成
フローチャートの作成に役立つツールを紹介してきた。
仕事の効率化を実現するためにも、記事内で紹介したツールを活用してフローチャートを効率的に作成してみてほしい。
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