仕事をこなす上では、一点集中することが最も効率のよい方法だと言われます。もちろん仕事を進める上では、他の案件を抱え進捗状況を気にしつつも目の前の仕事に取り組むという形にならざるを得なくなります。そんな時に求められるのが一点集中力です。それはいかに磨けばよいのでしょうか。
「まずは他の仕事をいかに脇に置くか」
同時に進行する仕事の進み具合も気になることだと思いますが、いかにそれを頭から切り離すかがカギになります。もちろん、進捗状況を必ずチェックすることが必要です。そこで、よく用いられるのが手帳や進捗シートです。
一旦これらに書き出すことによって、頭の中から追い出すという作業が必要になります。最初のうちはなかなかそうもいかないかと思いますが、繰り返すうちに次第に慣れてきます。目の前の仕事に集中する準備ができてくることになります。
「今行っている作業に関わることにのみ、意識を集める」
途中で割り込みの仕事が入ったりすれば、どうしてもそちらに気が取られることになるでしょう。けれども、まずはその納期などをチェックした上で、早急に対処する必要がなければ手帳などに記しておいて、目の前の作業に戻ります。
この時、その作業に関わることにのみ、意識を集中させるようにします。一点集中力とは、それに関わるあらゆることに思考を巡らせるという事です。そこから派生するような事、起こりうるリスクや問題、課題発見などは集中するからこそ見出せるものです。そういった事に意識を向けるようにしましょう。
「テーマを見つける」
そこで、一点集中力を鍛えるために、まずはテーマを決めておくのもよいでしょう。たとえば今行っている作業をどうすればもっと早くこなせるのか、あるいはもっと数をこなせるのか、または課題となる事は見つからないかなど、自分なりに目的を持って取り組むということです。そうすれば自然と、集中せざるを得ません。そしてそれが、一点集中力を高めることにつながっていきます。
以上のように、まずは他の仕事を頭から切り離すための準備を行うこと、それが整った上で、仕組みさえ作ってしまえば、あとはそれを繰り返し実行することにより、少しずつ身につくようになります。その結果、より効率良く仕事をこなせるようになるので、他の仕事も滞りなく進める事ができるようになり、心にも余裕が生まれるようになります。
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