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「一点集中法を知っていますか?」作業効率が悪い時のメンタルトレーニング

Yuta-Hoshi

2018/08/31(最終更新日:2018/08/31)


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「一点集中法を知っていますか?」作業効率が悪い時のメンタルトレーニング 1番目の画像
by mattymatt

 月曜日の朝、ボーっとして頭が働かない。または、うまくいかない事などがあって苛立ちが抑えきれず、目の前のことに集中できない。頭ははっきりしてるのに、目の前にいろんな仕事がありすぎて、散漫になってしまう。意識的に集中状態を作り出すためには、どのようにしたらよいでしょうか。その方法として「一点集中法」というものをご紹介します。

一点集中法とは

 今回ご紹介する「一点集中法」は、とっても簡単なメンタルトレーニングです。特別な道具はいりません。

 集中力が散漫になってきたなと思ったら、まず、10秒くらい腹式呼吸をします。次に、wordやグラフィックソフトを立ち上げ、中央に点を一つ、描いてください。

  • 1.背筋を伸ばし、目線より少し下のあたりに点が来るように調整します
  • 2.そのまま静かに呼吸をしながら、この点に集中して凝視してみてください
  • 3.しばらくすると黒い点の周りに、ぼんやりと白っぽい輪郭が見えてきます。1分以上、この点に集中してください
  • 4.その後、1分ほど目を閉じて、まぶたの裏の残像に集中してください。目を開けてください。これで終了です

 なんとなく、気分がすっきりしませんか。とても簡単で、短時間で気分を切り替えられます。

一点集中法を効果的に行うためには

 一点集中法は、短期間で集中力を上げるためのもので、途切れた集中力を回復させたりすることはできますが、だからといって仕事の間中ずっと続くわけではありません。

 また、一日中ひたすらデータ入力だけをする仕事ならともかく、たいていの人は他のことにも気を配りながらしなければならない他の仕事もあったり、何種類かの集中が必要な仕事を抱えていたりします。

 ですから、集中する前には、今しなければならないこと、そして仕事の優先順位を定めておかなければなりません。優先順位の上のものから、ひとつひとつに集中して片付けていけば、効率も良くミスも少なくなります。また、デスクの上に様々なものが散乱していると、せっかく集中力を上げてもまた他のものに目が行ってしまいます。集中したい、と思う仕事に関係のないものは、できるだけ見えない場所に置くようにしましょう。


 作業効率が悪くなったり、集中ができない時には、この「一点集中法」を活用して一気に仕事を片づけるのはとても効率的です。

 目の前のことに集中すべき時と、周囲にも気を配らなければならない時、しっかりけじめをつけるようにしましょう。

注意力散漫・倦怠感などの症状は「身体からのSOS」かも

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ストレスで心を壊してしまう前に“転職”を考えてみる

 注意力散漫になる原因の一つとして、性格以外に「ストレス」という原因も挙げられる。

 注意力散漫・倦怠感などといった身体からのSOSが出ている場合、気づかぬ内に多くのストレスを溜め込んでいるかもしれない。

 ストレスが限界まで溜まってしまうと、いずれ「うつ病」「自律神経失調症」「胃がん」などの病に罹ってしまうこともある。

 そのため、少しでも思考が働くうちに“転職活動”を始めてみることをオススメしたい。

 転職活動を行うエネルギーが残っていない、転職をすることへの自信を喪失してしまう、長期間の休職によってキャリアに傷がつく……など、ストレスを放置することは、人生・キャリアにおいて非常にリスキーなことなのだ。

 ストレスが限界値を突破する前に、まずは転職エージェントに自分のキャリアについて相談してみよう。


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