挨拶はビジネスマナーの基本です。昇進した際には、関係者やお世話になった方にきちんとあいさつをして、新しい立場になったことを報告しよう。
今回は、主任に昇進した際の昇進挨拶のポイントを紹介したい。
【直接挨拶する場合】主任に昇進したときの挨拶の仕方
直接挨拶する場合はアポイントメントをとる
お世話になった方や大切な取引相手には、直接出向いて挨拶するのがマナーだ。
こちらの都合で押しかけてしまうのはマナー違反になるため、必ず事前にアポイントを取っておこう。
挨拶だけで済ませるのであれば、ごく短時間で済む。あまり長い時間を取る必要はない。
直接挨拶する際には、昇進の報告と今までのお礼、今後の仕事について話そう。
とくに取引相手に挨拶する場合、主任に昇進することによって担当者が変わるのか、取引の際の連絡方法に変更はあるのかなど、今後の仕事の進め方に関する打ち合わせも兼ねることになる。
もし主任に昇進したことで担当替えがある場合、挨拶には新しくその会社を担当する人間を同行させよう。
顔合わせという意味もあるが、取引先と一緒に引継ぎの打ち合わせを行っておけば、今後の仕事がスムーズに進む。
社長や上司に挨拶をする場合、ほとんど形式的な内容だけで終わることが一般的だ。
形式を守ってきちんと挨拶をすれば問題ないため、リラックスした気持ちで臨んでほしい。
【挨拶状を出す場合】主任に昇進したときの挨拶の仕方
挨拶状を出す場合は新しい立場をしっかり明記
関係者に挨拶状を出す場合、どのような立場に昇進したのかをはっきりと記載しておくことが重要である。
新しく主任に昇進することが明確にわかるように記載し、これまでの感謝と今後のことを挨拶しよう。
挨拶状の文面は奇をてらう必要はない。
必要な内容をマナーをも守って伝えられれば十分だ。挨拶状を贈る範囲は、人によって異なる。
営業職で多くの人と付き合いがあれば、付き合いのある人すべてに送るのがマナー。
それほど外部の人と関わりが無いのであれば、挨拶状ではなくメールで済ませても問題ないケースがほとんどだ。
【朝礼で挨拶する場合】主任に昇進したときの挨拶の仕方
朝礼であいさつする場合も丁寧さを忘れずに
職場の人間に対する挨拶は、個別に行うのではなく朝礼など全員が集まる機会に挨拶するのが一般的だ。
職場の人間は一種の身内にあたるため、きちんと形式を守って挨拶すれば問題ない。
以下のように挨拶するといいだろう。
【例文】朝礼で主任昇進の挨拶をする場合
- このたび、主任を命ぜられました○○です。~、今後ともご指導の程、何卒よろしくお願いいたします。
上記の挨拶に自分なりの抱負や目標を盛り込めば、より良い挨拶になる。
普段フレンドリーな職場だからといって、あまり砕けた挨拶をするのは好ましくない。
形式的なあいさつとはいっても、主任昇進を報告する挨拶はパブリックな性質を持っている。
おちゃらけたりすることはせず、きちんと丁寧にあいさつしよう。
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