日本人は否定的な言葉を多く使います。しかし、必要以上に否定的な言葉が続けば、社内の雰囲気も悪くなり周囲のモチベーションも下げてしまいます。ネガティブなことを言わなくなるコツを紹介します。
好意的な言葉に言い換える
ビジネスシーンではダメ出しをしなければならないこともあります。しかし、そんなときにもあまり否定的な言葉を使うのはよくありません。どうしても否定的な言葉を使わなければならないときは、ネガティブな印象を和らげる工夫をしましょう。
そこで有効なのが、否定語を好意的な言葉に置き換えたり、否定する前に相手をほめてやることです。例えば、締め切りを守れない人になら「誰から仕事を頼まれても嫌な顔ひとつせず引き受けるところは本当に素晴らしい。でも、引き受ける前に自分の仕事の納期を確認しましょう」と注意しましょう。
けなすばかりが能ではありません。3つ褒めて1つ叱るくらいで十分です。否定的な言葉を出してしまいたくなったら、ぐっと飲み込んで相手の良いところに目を向けるようにしましょう。
自虐はほどほどに
否定的な言葉は他人に向けられるものだけではありません。自分に向けられる、自虐もあります。「私ももう年だから、」「これ以上メタボになったら・・・」と自分の年齢や容姿をひたすら自虐的ギャグでネタにしようとする人がいますが、これはあまりお勧めできません。場を和ませたいのかもしれないですが、周囲はその話題に乗って良いものかも判断が付かず、かえって気を遣わせてしまうかもしれないからです。
仕事においても自分で自分が嫌になってしまうこともあると思います。しかしぐちぐちと自分の不甲斐なさや環境の不運を嘆いても仕方ありません。否定的な言葉を使ってしまいそうになった時には、「今何をすればこの気持ちが少しは和らぐだろうか」と考えて、それを口に出してみるだけでもかなり印象は変わってきます。
否定的な言葉は、自分も相手もいやな気分にさせてしまいます。使いすぎていると思う人は、これらのことを試してみましょう。
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