社会は様々な特徴や性格の人がいるからこそ成立しているものですが、実際に仕事を行っている立場としては、性格的に合わない同僚や上司が周りにいるのが、悩みという人は多いのではないでしょうか。仕事仲間とは、あくまで企業という箱の中で同じ目標に向かい共に走っていく仲間であり、仲良し同士での結びつきではありません。
そのため、人間関係に悩んでしまう人も多くいると思いますが、この人はこういう性格だから仕方ない、とどこかで割り切れれば、それはそれで気持ちも楽になり、相互に理解した上で付き合っていけるかもしれません。ここでは、性格ごとに3つのタイプに分け、話し方の特徴についてまとめてみたいと思います。
1. 体育会系タイプ
ここでいう体育会系タイプの人とは、どんな事に対しても一生懸命に取り組み、心の中に熱いものを持っていて何でも引き受けられる広い心の持ち主です。こういう人は、声が大きく熱い気持ちで自分の思いを伝えるのが得意ですが、周囲の事をあまり気にしないため、時に突飛な事をして周囲を驚かせることもあります。
こういうタイプの人の仕事での話し方は、熱く語りかけるような口調で、経緯を事細かに説明する前に結論から先に出てしまったり、自分が話し出すと周りが見えなくなってしまう事が起こりがちです。しかし、心の暖かい人なので、人の悪口は決して言わず、どんな人に対しても対等な話し方をすることが出来ます。
2. 芸術家系タイプ
ここでいう芸術家系タイプの人とは、細かい事に目が行きまたこだわりがあり、自分の思う世界に浸りがちななタイプの人です。こういう人の仕事での話し方は、声はやや小さく、細かい部分まで丁寧に内容説明をしてくれますが、時に自分なりの言葉で説明をするので分かりにくい部分もあります。ですから、分からなくなったらその都度不明点を質問していく方が、理解の不一致が起こらずに済むでしょう。
3. ロック系タイプ
ここでいうロック系タイプは、体育会系と同じく心に熱いものを持ち合わせている人ですが、自分の掲げる目標を明確に持っている人で、それを周囲に対しても推奨するので、その目標にそぐわない人が部下や同僚にいるとイライラしてしまい、つい嫌味を言ってしまう部分があります。また、目標が明確にあるため自分を鍛えるべき部分を理解しており、ストイックに目標に向かって努力出来るタイプです。
こういう人の仕事での話し方は、仕事相手に対してはとても洞察力あり様々な状況にきちんと対応した話し方をします。そのため、仕事に対する評価はとても高いのですが、自分の目にかなわない部下や同僚に対しては時にきつい言葉を投げかける事もあるので、対応には注意が必要となります。
以上、性格ごとに話し方の特徴を見てきました。仕事においてコミュニケーションは欠かせません。ここで紹介した特徴を参考に、苦手だったタイプとのコミュニケーションを改善していって下さい。
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