会議資料や取引先の資料など、ビジネスシーンでは文章に触れる機会は多い。
そういった書類を確認するときに、読解力がないと内容を理解するのに時間がかかってしまうものだ。
ビジネスパーソンに必要な「読解力」だが、文章を読むことが苦手な人は「読書」で読解力を鍛えることをおすすめしたい。読解力を鍛えたい人に役立つ4冊の本をチェックしていこう。
読解力を鍛える本①:『社会人のための読解力トレーニング』
「トレーニング」で楽しく読解力を鍛える!
『社会人のための読解トレーニング』は、本を読むことが苦手な人でもわかりやすいように書かれた本だ。
本書では、「正しい読解力=客観的に文章が読める力」としており、例題を解くことで読解力を身につけることができる。
書類にある重要なポイントや、要点をすぐに見つけられない……という人におすすめの本だ。
平易な文章の中に、文章を客観的に読むための力を身につけるヒントが詰まっている一冊であるため、読書が苦手な人はぜひ手にとってみてほしい。
読解力を鍛える本②:『論理的に読む技術』
「書き方」を学んで読解力を鍛える!
『論理的に読む技術』はその名の通り、論理的に文章を読み解くことがテーマの本。
読解力というと“読む技術”ばかりに目がいきがちになるが、この本は違う。
「書く」という行為を通して、文章の論拠や根拠を探し出し、論点を探し出すというアプローチを説いている。
書くことを意識して文章を読むことで、より実践的な読解力を身につけられるのではないだろうか。
読解力を鍛える本③:できる人の要約力
「要約力」をつけて読解力を鍛える!
『できる人の要約力』は文章の要点を要約という形で取り出す、要約力について書かれた本だ。
要約の具体例があるため、「要約がとにかく苦手……」という人もしっかりと理解することができるだろう。
また、的確に要点を掴む力がつくトレーニングも本書には含まれている。
要約力を学ぶことは、文章から必要な情報を取り出す読解力を鍛えることにつながるはずだ。
読解力を鍛える本④:『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』
「わかったつもり」を克服して読解力を鍛える!
読解力を鍛えるテクニックを学ぶことができる本を3冊紹介してきた。
最後に紹介する『わかったつもり 読解力がつかない本当の原因』は、なぜ読解力がつかないのか?という逆転の発想から書かれた本だ。
本書では「わかったつもりの状態」が一番避けるべきものだ、と述べられている。
「わかったつもり」の状態から、どのように文章を深く掘り下げて読み解くことができるようになるのか、ということを学べる本書。
きっと本書を理解することで、日常生活における観察力や洞察力を鍛えられるはずだ。
主観にとらわれることなく、文章を客観的に分析する力を身につけたいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。
今回、読解力を鍛えたい人にオススメの本を4冊紹介した。
紹介した4冊はいずれも平易な文章で書かれており、読書が苦手な人でも読みやすい書籍である。
読解力を磨くことによって、同時に「観察力や洞察力」を鍛えることも可能だ。
読解力の低さに頭を悩ませている人は、今回紹介した本の1冊を手にとることからはじめてみてはいかがだろうか?
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