プロジェクトマネージャの人はまず、プロジェクト開始前に必ず最初にキックオフミーティングを行います。キックオフミーティングとは何か?と思った人に向けて一言で現すと、プロジェクトスタートするときに行う最初の会議のことです。
日本語で置き換えると「第1回会議~参加者顔合わせと計画構想発表会~」という感じになるでしょう。その会合を一言で現したいから、サッカーのゲーム開始合図であるキックオフ使ったと考えられます。キックオフミーティングを行うとどういった効果やメリットがあるのか、それらを以下に説明します。
参加メンバーの意思を統一できる
キックオフミーティングをせず、書類やメールで通達してプロジェクトの概要説明を行い、プロジェクト開始となると意思の統一ができず、プロジェクトは誤った方向に行ってしまいがちでしょう。キックオフミーティングを開いていれば、現状の問題点や目標を全員が把握できて、その問題解決や目標達成に向けて意思統一ができます。
メンバー全体の意思を統一できれば、途中で問題が発生しても大事態になる可能性は著しく低くなるでしょう。参加メンバーの意思統一は、キックオフミーティングをする最大の意義なのです。
役割・責任の所在が明確になる
キックオフミーティングは自己紹介が取り組まれているので、役割や何を担当するかを参加メンバーが全員分かるようになります。ミーティングせずに書類だけで始めると、顔が分からず誰に聞けばいいのかも分かりにくく、プロジェクトの成功が危うくなりがちです。
キックオフミーティングを開いていると、後のミーティングをスムーズにしたり、意見交換も活発に行われることも期待できるので、プロジェクトマネージャは自己紹介を率先して行います。
リーダーとしての力や人をまとめる力が備わる
上の2つは全体のメリットを語りましたが、こちらは個人のメリット(プロジェクトマネージャとして)です。キックオフミーティングは、リーダーになる為の実践勉強にもなります。色々な個性もあって得意分野も違いますし、個人の考え方も違った集団を1つにまとめて成功に向かって導く役割というのは、意図的に組まないと起こる事はまずないでしょう。
キックオフミーティングは、個人としての組織運営能力を高めるための絶好のチャンスです。能力アップできる機会を開けるというの開かないのは、もったいないと感じないでしょうか?キックオフミーティングは全体としてのメリットが起きるだけではなく、個人の将来にとっても大きなメリットとなるのです。
このようにキックオフミーティングは、多大なメリットがあるので、プロジェクトマネージャとなった方は面倒くさがらず、積極的に場を盛り上げるように心がけましょう。
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