社会人になると、祝電を送る機会はたくさんあります。同僚の結婚式や会社関係者の昇進の際にお祝いとして送る祝電、開店祝いの祝電などがありますが、それぞれに書き方のマナーがあるのです。今回は、会社関係の祝電を送る際の文例とマナーについて紹介します。
1. 社長が部下の結婚をお祝いした祝電の文例
社長から部下の結婚の際に、祝電を送る場合の文例を紹介します。「ご結婚おめでとうございます。」を最初に書き、新郎新婦に対する祝福の言葉を添えます。もっともオーソドックスなものが、
・「お二人の輝かしい門出を祝し、今後ますますのご多幸をお祈りします。末永くお幸せに!」
・「感動の今日の日をいつまでも忘れずに、共に助け合い、支え合いながら楽しいご家庭を築いてください」
という言葉でしょう。いずれにしても、社長からの祝電は、一番最初に読まれるもので、参列者が皆聞いています。ですから、あまり砕けた表現は避け、一般的に祝福する文例で送りましょう。
2. 取引先担当者の結婚をお祝いした祝電の文例
続いては、会社関係者、たとえば、取引先担当者の結婚をお祝いした祝電の文例をご紹介します。会社からではなく、あなた個人から取引先の方に送るのであれば、くだけた文章で構わないでしょう。たとえば、
・「ご結婚おめでとうございます!いつもきちんと仕事をこなす○○さんですから、プロポーズの言葉も、ビシッとキメたことでしょうね。カッコいい○○さんバンザーイ!いつまでもお幸せに」
・「ご結婚おめでとうございます。○○さんにとって、今日という日ががどんなに待ち遠しかったことでしょうこれからは、「なくてはならない存在」としてお互いを支え見つめあい、幸せのハーモニーを奏でてください」
などと、自分なりのアレンジを加えた祝電を送ると、取引先の担当者からも喜ばれるでしょう。
3. 部下の結婚をお祝いした祝電の文例
続いては、部下の結婚をお祝いした祝電の文例を紹介します。上司らしく、部下の仕事ぶりに関することを書いて、楽しい祝電を送りましょう。
・「○○さん、ご結婚おめでとうございます。二人で仲良く温かいご家庭を築いてください。困った事がありましたら相談にのりますよ!末永くお幸せに」
これは、上司らしい一言が入っていていいですね。
・「わが社のエースである○○君に、素敵なお嫁さんが来る事は会社にとっても喜ばしいことです。仕事に家庭に全力投球して、素晴らしい人生を手に入れてください」
これも、上司が部下を良く見ていることが分かり、上司らしい祝電といえるでしょう。
いかがでしたでしょうか?祝電を送る際の文例を紹介してきましたが、会社関係者には、形式に基づいた祝電を送った方がよいでしょう。しかし、取引先などで、ある程度親しい人に送る場合は、会社関係者であっても、文例にこだわらず、相手が喜ぶような祝電を考えて送りましょう。
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