ビジネスシーンにおいては様々な課題や問題に遭遇し、それを一つずつ解決しながら前に進んでいく必要があります。そして、その際にはその課題や問題を分析していくことが必要となります。その分析の仕方について学べる本が「マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック」です。
この本では、世界最高峰のコンサルティングファームの人たちが実践している問題解決のテクニックを学ぶ事が出来ます。ここでは、「 マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック」から学ぶ効果的な分析方法について述べていきます。
仮説をたてる
問題解決にあたる際にまず行うべきことは仮説を立てるということです。仮説を立てずに問題解決を行うのは、地図も持たずに旅に出かけることと同じです。つまり、仮説というのは問題解決というゴールを目指すときに道しるべとも成りうるものであるのです。
もちろん仮説は間違っていることもありますが、何も手がかりとなるものを持たずに手当たり次第にリサーチすることは非効率になってしまうケースがほとんどです。仮説が間違っていたら、そこにはゴールが無かったということが分かったという収穫を得ることができます。まずは仮説を立ててそれを検証するようにしましょう。
影響度が高いものから分析する
仮説を立てたら、それを確認するためのデータや情報を集め、それぞれを分析していくことになります。このときに、全てを同じレベルで分析しようとしてはいけません。なぜなら、ビジネスとして行う以上そこには時間の概念を意識する必要があるからです。
つまり、できるだけ早く問題解決を行うことが大切だということです。そのためには分析対象に対して優先順位をしっかり付けましょう。優先順位を付けるためには、仮説に対しての結果に大きな影響を与えるかどうかという点を考慮するように意識しましょう。
全てを調べようとしない
分析する際に優先順位を付けるということにも関連しますが、全てを調べようとしないことも大切です。永遠に時間を掛けられるのであればそれも良いのかもしれませんが、限られた時間の中で結果を出していかなくてはならないビジネスパーソンにとって思いついたもの全てを分析していく時間はありません。
ムダな時間を費やしてしまうという状況を避けるために、最初から全てを調べないというルールを自分の中で持っておいて全てを調べなくても問題解決にたどり付ける方法を考えるようにしましょう。
ここに書いたことは「マッキンゼー式世界最強の問題解決テクニック」を読んで学べることの一部に過ぎません。この本には現代のビジネスパーソンが備えておくべきことが凝縮されているとても参考になる本です。ぜひ一度読んでみてくださいね。
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