仕事においては、マニュアルに従ってきちんと仕事をこなすことも重要な能力です。しかし、自ら考えて行動を起こして仕事をこなす能力を身につけている人の方が求められるのは明白ですよね。しかし、考える力を人から直接教わったり盗んだりすることは難しいことです。そこで、ここでは仕事で使える「考える力をつける本」を紹介していきます。
学生時代に戻って教科書を手に取る
身近なもので、既に経験したことで、考える力をつけるものと言えば「数学」です。考えるといって真っ先に思い浮かぶのは「哲学の本」であったかもしれません。実は、数学は哲学から派生したものなのです。いきなり哲学に手を伸ばすことは気が引けてしまっても、昔に1度は経験した事のある「数学」であればいくらか取り組みやすいでしょう。
そこでおすすめしたい本は、「数学の教科書」です。数学が得意な人も、不得意な人もテスト対策としては、公式を覚えてそのまま設問ででてきた数字をあてはめてという方法を採用した人が多いのではないでしょうか。しかし、数学の教科書にはその公式ができあがるまでの考え方の筋道が詳しく書いてあります。実際にテストで使うのは、導き出した公式なのですが、その公式にたどりつくまでの筋道が先人達が苦労して考えた努力の結晶です。
自分には考える力が欠けていると感じていて、しかし、どうやったら考える力がつくのか見当つかないなら、初心にかえって数学の教科書を読んでみてください。数学の教科書は、意外と考える力をつける本としては最適なものなのです。読むだけでなく自分の手でも数式を書きだしてみるとより効果的です。
頭の中を可視化する本
「考える力」というと頭の中で思念をこねくりまわすというイメージで、そんなことは苦手だという人もいるかもしれません。しかし、考えることは、可視化した方が結果がでるものです。
人間の考え方のシステムに沿って、自身の考えを「可視化」することができる方法がマインドマップです。一つのテーマから放射線状に考え方が展開するマインドマップ。頭の中だけで考えをつのらせることが苦手な人は、マインドマップを採用してみましょう。マインドマップについては、さまざまな本がでています。マインドマップのルールはシンプルなものなので、一冊本を読んでみてから試してみるといいでしょう。
上記では、どのような本を読んだら考える力が身に付くかというやや抽象的な本を紹介しました。ここでジャンルを決定したら自分にあった本を選んでみてください。
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