仕事をしていると、限界を感じる瞬間がありますよね。すなわち、思考停止する瞬間でもあります。いくら底力を出そうとしても、全然頭が働かなくなるときは、いっそ休憩してしまったほうがうまくいきます。
しかし、自分で自分の限界を知ってコントロールできるのなら、いいのですが、そうはいかず、限界を迎え、思考停止ということを繰り返してしまうのもあまり生産性の高い仕事ぶりとはいえません。今回は、仕事での思考力低下を抑える方法について考えてみましょう。
充実した精神体力状態
仕事での思考力低下をおさえたいなら、日頃から体力や精神力がみなぎった状態で仕事にいどめるよう、自身の生活をコントロールしましょう。体調が悪いとそれだけで思考力低下を招きますし、プライベートに悩みを抱えているとそれも仕事における思考力低下の原因となります。
仕事もプライベートもなにもかも順調ということは、現実的には難しいことかもしれませんが、先手を打って対処できることならさっさと対処してしまった方が賢明です。睡眠についても、自分はどれくらいの睡眠時間を確保したら充実した働きぶりができるのか、チェックしておきましょう。
睡眠時間は長すぎても短すぎてもよくないのですが、もし自分がロングスリーパーだった場合、仕事中に思考力が低下しないためには、ショートスリーパーよりも意識して睡眠時間の確保につとめるべきです。
余裕のあるスケジューリング
高速道路で起きる自然渋滞を防ぐ効果的な方法は、各車が車間距離を適切にとることだそうです。時間に迫られていて焦っていたりすると、ついつい車間距離をつめてしまいがちですが、その行動が自然渋滞を呼び、さらに時間に迫られるという悪循環を起こすわけです。
思考力低下は、仕事が満々につめこみすぎられていることも原因です。ぎゅうぎゅうに予定をつめこんで行きつく間もなく働いていると、やがてキャパオーバーがおきてしまいます。そして、思考力低下も起きます。
仕事のつめこみすぎからくる思考力低下を抑えるには、自然渋滞を防ぐのと同様に、余裕のあるスケジューリングをすることが肝要なようです。キャパオーバーで思考停止し、復活するのが読めないという仕事の仕方では先が読めずに、不安定です。しかし、あるていど余裕を持って、思考力低下を抑えつつ、先が読める状態で仕事をする方が建設的だというのは明白ですよね。
今回は、仕事での思考力低下を抑える方法について考えてみました。思考力低下はなりたくてなっているわけではないですが、思考力が低下したときは、もう取り返しのつかない状況であることも事実です。できるだけ日頃から思考力低下を招くような状況に身を置かないということが思考力低下を抑える最も良い方法ともいえるでしょう。
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