仕事において必要とされる能力のひとつ、観察力を身につけておくことのメリットは、計り知れないものがあります。仕事上のあらゆるシーンにおいて、観察力は必要とされると思ってもよいでしょう。
また、どのようなシーンにおいて必要とされるのかも把握しておく事は必要です。そこで今回は、どのような場面で観察力のメリットが得られるのかを見ていきたいと思います。
段取りを上手く組み効率化を図る
誰もが普段行なっていることに、一日の仕事の段取りを組むという作業があると思います。そしてその段取りをいかに上手く組むかによって、効率の良さが左右されることになります。
そして、ここでも観察力は必要とされます。どの作業が最も重要な事なのか、どの順番でこなせばよいのか、あるいは一日の中でどの時間帯にどのような内容の仕事を入れていけばよいのか、これらは全て観察力によって左右されるものです。観察力は物事の本質に迫ります。
たとえ表面上は急がされている仕事であっても、本当に今すぐに手をつけるべきのとなのか、その前に済ませておくべき事はないのかどうかを知るためには、観察力が求められます。これが、この能力を発揮することのメリットのひとつです。
問題解決に必要とされる
問題や事故が発生したとき、どのように対処したら良いかは非常に大切な事です。ここで対処を間違えてしまうと、二次災害にも繋がりかねません。そこで、状況を正確に把握し、的確な対処が取れるように観察力が求められることになります。
本当の原因は何か、それを防ぐために必要なことは何かを観察力を持って調べ上げるわけです。ここで深く掘り下げてその本質部分に迫ることができるのが、観察力を用いることのメリットと言えます。
コミュニケーションを円滑にする
対人関係においても、観察力は非常に大切です。細かい気配りができるのも、人をどれだけ良く観察できるかによりますし、議論などにおいても相手の話を良く理解するためには、観察力が必要とされます。
相手の話を良く聞くことは大切です。これができなければ、的確な意見や質問を投げかけることができないからです。双方ともに自分の主観で固まった意見のぶつけ合いをしている限りは、何の進展も期待できないでしょう。そこで観察力を用いることによって、議論や会議などはより良い成果を生み出すことができるようになります。これが、コミュニケーションにおいて観察力を活用することのメリットとなります。
以上のように、様々なシーンにおいて観察力のメリットを見ることができます。それだけに、ビジネスに携わる物としては是非とも身につけておきたいスキルのひとつと言えるでしょう。
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