仕事をする上で大切なこととは最も基本的なこと、つまり思考力や判断力、そして表現力です。どのようなシーンで活用するのかを考えることが必要になりますが、これらを仕事上で育むことには大きなメリットがあります。また、それを把握することによって、それがいかに必要なものかも実感できることではないかと思います。それらを具体的にみていきたいと思います。
思考力を高めるメリット
どのように考えるのかは、もちろん大事なことです。考える道筋が違っていては、思うような結果を出すことができないからです。思考力の基本はまず、論理的な考え方ができることです。どのような状況にあっても、軸がぶれる事がありません。
けれども、仕事に必要な思考力とは、論理力だけではありません。ものごとの本質を見極めるためには観察力もプラスされなければなりません。つまり、思考力には観察力も必要というわけです。
そしてもうひとつ、人の心も理解する力がなくてはなりません。人を動かすことができないからです。これらが複合的に絡まって思考力と呼びます。つまり、思考力を高めることができれば問題を発見することも解決することも、リーダーになることもできるのです。それが、この思考力を育むメリットです。
判断力を育むメリット
人は迷うものです。いくら論理的に考えてこれが正しい方法だと導き出したとしても、必ずしもその通りにできるというわけではありません。何故なら人には感情があり、そして自分にとっての損得も考えるからです。それらを乗り越えて正しい道を選択することができるのが、判断力です。感情や損得を抜きにしてすべきことができるようになるというメリットがあります。
表現力を育むメリット
人は必ず他の人との接点を持ちます。その際に自分が思うこと、考えを正確に的確に伝えることができれば、余計なトラブルを生むこともありません。そのために必要なものが、表現力です。
もちろん、これには思考力と判断力もプラスされることになりますが、日常の業務においても、また人の上に立つ上でも必要な能力となります。つまり、表現力を磨くことによってキャリアを積んでいくことができるというメリットがあります。
この3つの能力をいかに活かすかがわかれば、逆にどのようにすれば磨くことができるのかがわかってきます。そしてそれを土台とすることで、さらなるスキルアップを目指すこともできますし、自分には何が必要なのかもわかってきます。
また、この3つはそれぞれが関連することによって相乗効果を生み出すものですから、どれかひとつだけを磨いても意味がありません。同じように育み、その能力を発揮して仕事に取り組むことができれば、さらに自分が目指すべき道が見えてくることにもなると思います。
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