仕事をする上で、洞察力の鋭い人は優秀な人が多いものです。周りから優秀だと認められることと、自分で優秀だと思っていることとは違います。そしてそれが一致している人は大抵、洞察力が鋭いものです。
つまり、優秀になりたく、かつ周りからもそう思われるためには洞察力を磨く必要があるということです。今回は、洞察力を具体的にどうすれば鍛えることができるのかについて見ていきたいと思います。
物事の本質を捉える
洞察力が鋭いということは、言い換えると本質を掴むことができるということです。そして仕事において本質を掴むことができれば、最短でかつ最高の仕事ができるようになります。その洞察力を鍛えるためには、まずそれが簡単な事ではないことを理解する必要があります。そして、そのためにまずは何から始めるのかについて考える必要があるという事でもあります。「千里の道も一歩から」のことわざ通り、地道に成長していきましょう。
自分は何をすべきなのか考える
洞察力を鍛える第一歩は、自分は会社から何を求められているのかを考えるということです。たとえば、自分が周りから高い評価を得たいと思っているとします。そのためには何が必要なのか、それは洞察力に他なりません。会社から何を求められていて、どれだけそれに応えられているかを考え、本当に自分がすべき仕事がわかっていて、なおかつそれを実行できていればかなりの評価が得られるはずです。つまり、洞察力が身についているということになるのです。
仕事の段取りを考える
実は普段誰もが行なっている、この段取りを組むという作業にも、洞察力が求められているのです。つまり、それを意識した上で段取りを組むことをすれば、必然的に洞察力も鍛えることができるという事です。
そこで実際に何に注意すればよいのかというと、最初に述べたように自分に求められる仕事に直結する大事な仕事を優先することです。どれほど急ぎの仕事であっても、それが重要なものかどうかは、その条件にあてはまるかどうかを考えればよいということになり、行動できる時間に余裕があれば、重要度の低いものをリストに加えていくようにします。
以上のような作業を行うことによって、まずは洞察力を鍛えるための最初の段階をクリアしていくことができます。もちろん洞察力とは他にも必要な能力があります。たとえば対人関係もそうでしょう。
これはコミュニケーションの分野になりますが、ここでも洞察力は必要となり、その結果よりスピーディに必要な情報の伝達ができたり、意思の疎通ができるようになります。その第一歩として、本質を見抜くという基礎能力を高めるためにも、上記のことを行なってみるとよいのではないでしょうか。
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