HOMEビジネス 【問題解決能力を向上させる方法】テレビを見ながら「バカバカしいアイデア」をどんどん出してみる

【問題解決能力を向上させる方法】テレビを見ながら「バカバカしいアイデア」をどんどん出してみる

Shingo Hirono

2014/05/26(最終更新日:2014/05/26)


このエントリーをはてなブックマークに追加

【問題解決能力を向上させる方法】テレビを見ながら「バカバカしいアイデア」をどんどん出してみる 1番目の画像
by andrewasmith
 仕事は、順調に進むのが理想的ですが、そうもいかないのが仕事です。思いもよらないアクシデントが起こり問題解決に迫られ、そのアクシデントやトラブルに対する問題解決能力がビジネスマンとしての真価を問われていると言っても過言ではありません。

 ピンチはチャンスともいいますが、会社の業績が落ちるといったピンチを見事に切り返して、前以上の発展をした会社というものもたくさんあります。今回は、ビジネスマンならば身につけておきたい問題解決能力について、向上させるための考え方とトレーニング方法について考えていきたいと思います。

原因の発見を意識する

 問題解決の基本的な方法は、問題の原因を発見し、対策を考え実行するということになります。原因発見、対策を検討、実行、という一連の流れのなかで一番大切なのは、原因発見です。ここの見極めを間違うと、見当違いの方向に動き出し、気付いたときには問題解決どころか、余計に問題を大きくしてしまったということになりかねません。

 ですから、問題解決能力を向上させるには、原因の発見という行程について丁寧に取り組みましょう。問題は、原因がわかると、ほとんど解決できます。正確に言うと、原因が分かるということは、自分が手を打って何とかなることと、どうにもならないことを見分けることができるということ。

 商品の売り上げが落ちた原因を探っていくうちに、景気が悪いからという原因が出てくるかもしれませんが、景気については会社単位や個人でどうこうできるものではありません。それならば、他の手の打ちようのある原因を探り、そちらを対処していくべきです。

自由な発想を導く

 自由な発想をすることに慣れる。問題解決に迫られる時、それはそれまでの固定観念を捨て、発想の転換を迫られるときでもあります。会社のなかで、通例とされてきたこと、しかし、その通例が時代にあわずに会社の首を絞めていることもあるわけです。そんなとき、どれだけ固定観念から離れたところから問題を、フラットに眺められるかが大切になります。

 トレーニング法としては、テレビなどを見ているとき、社会問題などを取り扱っているときに、自分もどうしたら問題解決ができるか考える癖をつけるようにすることです。

 ポイントはできるだけ、バカバカしい方法を考えるようにすること。社内では言えないようなバカバカしい問題解決方法も家でテレビを見ているときなら、どう考えようが自由です。できるだけ、問題にぶつかった時に色眼鏡なしで考えることができるよう、日頃から訓練しましょう。


 ビジネスマンならば、身につけたい問題解決能力を向上させるための考え方とトレーニング方法について考えてみました。問題解決能力には、現実を正確に把握する力と、発想力が必要です。トレーニングを積んで、問題解決能力を向上させることに努めていきましょう。

hatenaはてブ


この記事の関連キーワード