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【面接対策】過去の成功体験について聞かれたときに意識すること

Kazuhiko Tanabe

2014/05/26(最終更新日:2014/05/26)


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 面接で「あなたの過去の成功体験について話してください」と言われたらどのように答えるでしょうか。例えば、成功した経験について語る時に急に態度が大きくなる人が居ます。

 それは「成功」しているのですから、自慢しても良いでしょう。自分の有能さを面接官にアピールする良いチャンスであるとも言えます。しかし、その前に「企業が求めている人物像」について考えておく必要があります。

悪いパターン

 企業が求めているのが「チームプレーヤー」だった場合、成功体験を語るには注意が必要です。自分が優秀だから成功したと、複数の例をたんたんと述べる人物は敬遠されます。

 面接官にしてみれば、確かに優秀だけど、自分の会社には必要ないなということになります。企業が人を募集するとき、その仕事はたいてい「チーム」によるものです。

 先輩や同僚、取引先と上手に付き合えないタイプは、能力以前に採用はされません。仮に研究職など「とにかく優秀な人物が欲しい」場合であっても、反感を持たれてしまったら良い結果にはなりません。

良いパターン

 例えば、あなたがその会社に採用され世間の注目を浴びるような功績を上げて、記者会見でインタビューを受けているところを想像しましょう。テレビの前でいろいろな人があなたの言動に注目しています。

 しかし、その功績は自分一人で達成した功績では無いはずです。関係者全員が納得する回答を心がけるべきであり、世間の人々が祝福してくれる結果を目指すべきです。
 なので面接でも同じことが言えます。成功体験は自分一人であげたものではなくて、チームのみんなと協力した結果いい成果をあげられた。このように、面接のときは結論づけてあげましょう。

 面接にも合格する回答パターンがあるはずです。人が人を選ぶことを肝に銘じ、企業という「チーム」に自分がふさわしい人間であることをアピールしなければなりません。「成功体験」を語らせるのは、あなたの本当の姿を見るための問題設定だと思っておいた方が良いでしょう。

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