日本と海外では表現の違いはもちろんのこと社交辞令においても文化の違いがあります。今回は気をつけておくべき海外での社交辞令のルールについてみていきましょう。
お疲れ様でした
以前、筆者の外国人の友人に英語でお疲れ様でしたという表現はあるのかという風に聞いてみたことがあります。答えは「ない」でした。お疲れ様でしたなどと退社の際に言うことは海外ではないようです。
お疲れ様は直訳では、 Good job. とか Well done.とかで、上司が部下に対して良くやってますねというように労う時に使われます。
相手を気遣う言葉
英語では日本のように相手を気遣う言葉はないのかというとそうでもありません。特にアメリカでは、知らない人にも常に満面の笑顔で挨拶したりします。
そのネクタイいいねなどと言いながら相手と仲良くなってということもあります。ただ日本よりはダイレクトに何でもいうことが多いのです。
断る際に「考えておきます」はタブー
断る勇気を持とう
日本人はたとえNOだとしても、ちょっと考えておきます、検討しておきますなどと言ってやんわりと断って相手に空気を読んでもらうことを期待する場合があります。
ですがこれは海外の英語圏の人には通じないようです。後日「あの件だけど、ちゃんと考えてくれた?」とか「いつまでに返事もらえますか」なんて聞かれて驚いたりすることもあります。
相手に変な気を持たせてしまってあとで迷惑をかけてもいけません。全く検討の余地がない時にはすぐに断る勇気を持ちましょう。なんだかすぐ断っては悪いからと思ってしまいがちなのが日本人です。
愛想笑いはNG
先に延ばして期待させておいてぎりぎりになって断ってくるという海外の人の評判もたまに聞いたりします。あとは、NOなのに愛想笑いをしてごまかしたりすることもあります。
海外の人は訳が分からないようです。やはり愛想笑いは日本人同士では曖昧なNOだなということが通じるかもしれません。相手は海外の人です。はっきり言葉で表してあげましょう。
英語での社交辞令で気をつけておくべき海外での社交辞令のルールについて見ていきましたがいかがでしたか。是非参考にしてみてください。
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