毎年、夏や冬が近づくと気になるのがボーナス。ボーナスは、早く支給されないかと待ち遠しくなってしまうものだろう。
ここでは、夏や冬のボーナスがどの時期に支給されるのか、支給日の時期をまとめたものを紹介していく。
気になる時期! 夏のボーナスの支給日
夏のボーナスは6月〜7月にもらえることが多い
民間企業を見ると、だいたい6月中の時期にボーナスが支給されているようだ。遅い企業でも7月半ばまでの時期にはボーナスが支給されていることがわかる。
夏の上旬の時期にボーナスを貰えるのは国家公務員
国家公務員は、6月10日にボーナスが貰えると時期が決まっている。
昔から慣習として、公務員がボーナスをもらってから企業がボーナスを支給することになっているのだ。そのなごりもあり、今でも公務員が民間企業よりも早い時期にボーナスを貰えるようだ。
気になる時期! 冬のボーナスの支給日
冬のボーナスは12月にもらえることが多い
基本給が25万円、ボーナスが2.5ヶ月分の場合
- 25万×2.5ヶ月=62.5万円
民間企業の冬のボーナスは、12月の第1週の時期などからもらえることが多いようだ。冬のボーナスは時期に大きくばらつきがあり、遅い企業では、ボーナスの支給が年末の時期になる企業もある。
年明けの時期にボーナスが入る会社も
事業の関係や金銭面などの理由から、冬のボーナスが年明けになる民間企業もあるようだ。
人の入れ替わりが激しい民間企業では、年末年始の時期に働く人を増やすために、ボーナス支給日を年始の時期に設定するところもある。
そもそもボーナスって何のこと?
ボーナスは基本給とは異なる給与のこと
ボーナスとは、民間企業の場合は基本給と別に支払われる「賞与」と呼ばれる特別手当のことを指す。
公務員は期末・勤勉手当という名目でボーナスが支給されている。
ボーナスの言葉の定義は以下の通りだ。日本と欧米とでは、ボーナスの考え方が少々異なっている。
基本給が25万円、ボーナスが2.5ヶ月分の場合
- 25万×2.5ヶ月=62.5万円
日本のボーナスの特徴
- ボーナスは年に2回支給されることが多い
- 基本給をもとに計算されるボーナスと業績によって、変化するボーナスがある
日本のボーナスの支給日は、夏と冬の年2回が多い
日本では6月に「夏のボーナス」12月に「冬のボーナス」と、1年に2回支給する企業が多い。
ただ、ボーナスの支給は法によって定められているわけではないため、ボーナス支給の有無や時期、支給日は会社によって異なる。
また、ボーナスは基本給と同じく課税対象になっている。支給額から課税分を引いた金額がボーナスの手取り額になることを覚えておこう。
ボーナス額の決め方は企業ごとに異なる
ボーナスの支給額は「基本給×○ヶ月分」で算出する企業が多い。
基本給が25万円、ボーナスが2.5ヶ月分の場合
- 25万円×2.5ヶ月=62.5万円
「基本給×○ヶ月分」でボーナス額を決める場合、基本給に指定期間かけた金額がボーナスの支給額となるのだ。
また、基本給では「×指定期間」ではなく、個人や会社の業績でボーナスの金額が左右するパターンもある。
成果主義の会社や景気の煽りを受けやすい業種はボーナスの支給額が変動したり、あるいはボーナスがなかったりするケースもあるだろう。
夏冬のボーナスとは異なる「決算賞与」
夏冬のボーナスの概要とボーナスの計算方法について紹介したが、それとは別に「決算賞与」と呼ばれるボーナスも存在する。
決算賞与は、会社の決算前後に業績に応じて支払われるボーナスのことをいう。
会社の業績がいいと、会社側はその利益分だけ、税金を払わないといけなくなってしまう。そのため、利益分を税金として払うのではなく、社員に還元するために支払われるのが決算賞与なのだ。
夏冬のボーナスとは別に決算賞与がつく企業、夏冬ボーナスなしで決算賞与がつくという企業があるので、気になる場合はぜひ雇用契約時の書類を確認してみてほしい。
ボーナスを支給される時期が近づくと、いつもらえるか気になるものだ。ここでは、ボーナスがいつの時期に支給されるか、支給日について紹介した。
ボーナスが支給される時期を知ることで、ボーナスの最適な使い道を考えていただきたい。
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