「あなたの強みと弱みを、それぞれ理由も添えて教えてください」。こんな質問を面接時に受けたことはありませんか?きっとあると思います。志望動機と同じ頻度で質問されるのが強みと弱みです。
おそらく本稿をお読みのあなたも、質問されたときの答えを用意するために、自分の強みと弱みについて考えたことがあるでしょう。そこで今回は面接官が強みと弱みを聞く真意を探っていきましょう。
長所と短所の話し合い
もしあなたに気の許せる友人が複数人いるのであれば、是非オススメしたいことがあります。お互いの長所短所を話し合ってみるのです。人数は多ければ多いほど面白い結果になります。
やり方ですが、1人2枚紙を持ちそれぞれに自分の長所と短所を他の人に書いてもらいます。これを参加者全員分行います。そうしてあなたの手元には、複数人から見たあなたの長所と短所が書かれた紙が戻ってきます。
書かれた内容を見て、もしかしたらショックを受けるかもしれませんし、ものすごくうれしくなるかもしれません。
最も重要なことは、ある人は長所として書いてくれていることを、ある人は短所として書いていることに気づくでしょう。実はここに、面接官があなたの強みと弱みを聞く理由が隠されています。
自分のことちゃんと見えてる?
長所と短所は、それを評価する人の価値観によって時に正反対に受け取られることがあります。例えば「やかましい」という短所を、ある人は「明るくて楽しい」と長所として書くかもしれません。
こういったことから、面接官は貴方の強みや弱みが何なのかに興味があるのではなく、あなたがどれだけ自分を客観視できているのか。もっと言えばちゃんと自己分析してこの会社を志望しているのか、を見ているのです。
自分をよく知っているということは、面接時の受け答えを信用して、採用に踏み切れるのです。よくこの手の質問を勘違いされる方に「なぜこういった強みを持つにいたったのか」を話してしまうケースが見受けられます。
それはどこまで言ってもあなたの主観でしかなく、面接官からしてみればあまり有益な情報とはいえないのです。
このように面接官はあなたが自分のことを客観的にみれているかを知りたいのです。面接のときに面接官の質問の真意が理解できていると答えることも、意味のある答えになるでしょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう