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【ロールモデルとは何なのか?】理想のキャリアを描くためには「憧れの人」が必要になる

U-NOTE編集部

2017/09/26(最終更新日:2017/09/26)


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 ロールモデルを設定することは、キャリアアップを実現させてくれる有効な方法だ。

 一方で、「ロールモデル」という言葉を耳にして、ロールモデルとは何なのか?と疑問を抱いている人もいるだろう。

 本記事では、ロールモデルとは?という問いに答え、キャリアアップにつなげるためのロールモデルの生かし方について説明したい。

「ロールモデル」とは?

ロールモデル=組織内で目標にしている人

 「ロールモデルとは何か?」という質問に一文で答えるなら「『あの人のようになりたい』と憧憬し、目標とする組織内の人材」。

 ビジネスにおけるロールモデルは、漠然とした「憧れ」ではない。

 「自分もあのような人望のあるビジネスマンになりたい」「あんな行動力をもった営業マンをめざしたい」「課長のような強いリーダーシップを持ちたい」といった、はっきりした目標意識をもった「憧憬の対象」が、ロールモデルということなる

「ああいう先輩になりたい!」という職場の人が「ロールモデル」

 ちなみに「ロール」は「役、役割り」、「モデル」は「規範、ひな型」という意味。

 上記の意味に合わせて、「自分の関わる組織内である役割りを演じている特定の人材を自分の規範、目標とする」と考えると、具体的なロールモデルの姿を想像しやすのではないだろうか。

 職場の中に「あんな先輩みたいに仕事ができるようになりたい」という人がいれば、それが「ロールモデル」ということになるのだ。

ロールモデルをキャリアアップにつなげるためには?

 言葉に馴染みがない人でも、多くの人が“ロールモデル”を自分の中に描いていることは、理解できただろうか?

 多くの人が思い描くロールモデルだが、その存在が「憧憬」にとどまっているだけでは、それをビジネスマンとしての自分の成長に結びつけることはできない

 具体的な行動を起こして、努力をしてこそ、「ロールモデルを描くこと」が仕事に生きてくるのだ。

「ロールモデル」を仕事に生かすためのステップ①:本当に目標とすべき職場内の人材は誰かを熟考する

 では、どうすれば自分の中に描いたロールモデルを、仕事に生かすことができるのだろうか?

 まずは「本当に目標とすべき職場内の人材は誰か」をよく考えてみよう

 「見た目がかっこよくて、きびきび仕事をしている」というだけでは、ロールモデルとして十分な人材ではない。

 実際にどれだけすぐれた実績をあげているのか、社内外の人間関係は良好なのか、社内評価はどうなのかといった様々な観点から、「自分が真に目標とすべき人材」を見つけることが大切だ。

「ロールモデル」を仕事に生かすためのステップ②:ロールモデルを徹底して観察する

 上述したようにロールモデルを設定したら、徹底してその人を観察しよう

 どんなふうに仕事を進めているのか、どういうときにどういう行動を取るのか、上司や部下との接し方はどうか、日ごろの態度や表情は、といったことをチェックしてみてほしい。

「ロールモデル」を仕事に生かすためのステップ③:ロールモデルの行動を真似する

 観察したら、次はそのロールモデルの行動を自分も真似してみよう。ロールモデルになる人は、キャリアアップが早いはずだ。

 その人を真似することで、自分もキャリアアップをめざすことができるようになる。


 自分が無意識に思い描いているかもしれない「ロールモデル」。

 職場内に自分のロールモデルとして思い当たる存在がいるならば、何故その人に憧れているのか?どうすればその人のようになれるのか?どんなことから真似できるのか?など、徹底的にロールモデルについて考え抜いてみてほしい。

 ロールモデルの行動を真似ることがキャリアアップに繋がり、ビジネスマンとしての実力を身につけることができれば、今度はあなたが後輩や部下の「ロールモデル」になる番だ。


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