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【社内報のタイトルの付け方】社員のモチベーションを高めるには「人名」を取り入れるべき

Shingo Hirono

2014/05/25(最終更新日:2014/05/25)


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by loop_oh
 会社の社員向けに社内報を発行する場合、重要になるのが社内報のタイトルです。せっかく社内報を発行するのですから、タイトルを見ただけで社員の士気が上がるような素晴らしいタイトルをつけたいもの。

 覚えやすくてインパクトがあり、それでいて社員の士気を高めるような社内報のタイトルとは、どのような形で決めればよいのでしょうか。今回は社内の士気を高める社内報のタイトルの付け方のポイントについて解説します。

社訓や社是を利用する

 会社には、その会社の考え方の基本となる社訓や社是が存在します。社訓や社是を利用して社内報のタイトルを付ければ、会社の意識を社員全員に浸透させる効果が期待できる上に、タイトルを見た社員の士気が高まる効果も期待できるでしょう。

 社訓や社是解いたものが存在しない場合、社長が経営を考えるときに常に意識しているモットーやスローガンなどを、タイトルとして利用する方法もあります。社長がどのような意識を持って経営を考えているのか、社員が知る絶好の機会になるので、タイトルが社長と社員をつなぐきっかけになる事でしょう。

 このような形でタイトルをつける場合、社内報の記事や内容に対する編集方針を明らかにする効果もあります。タイトルに沿った形で、社内報の内容を編集することにすれば、記事を読むきっかけとしてタイトルが作用することになるでしょう。また、タイトルの示すところに沿った形で内容を編集することもできるので、社内報作りの方向性を示すこともできるようになります。

事実をそのまま載せる

 社内報の記事につけられる個別のタイトルに関しては、記事無いように従って事実そのままのタイトルをつけるのが一般的です。「入社式開催」「新製品発売」といったようなニュースがあった場合は、タイトルをひねることなく事実をそのままタイトルとして採用したほうが、記事内容もわかりやすくなり、より効果的になります。

 インタビュー記事などを掲載する場合は、実際にインタビューに登場した内容の一部を抜粋してタイトルにするのも効果的です。インタビューがどのような内容なのかを知るきっかけになりますし、印象的な一言をタイトルとして採用すれば、それだけで魅力的なタイトルになるでしょう。

人名を取り入れる

 社内報が取り上げる内容は、すべて人と人との関わりに繋がります。人名をタイトルに取り入れることで、社内報の内容を身近に感じることができるようになり、より社内報に対する興味が強くなるでしょう。

 また、自分もいつか社内報に名前が載るような仕事をしたい、という意識が社内に広がれば、社内報が一種のあこがれの存在として作用するようになり、社内の士気を上げる効果も期待できます。


 最も避けなければいけないのは、社内の士気を高めようとするあまり、事実と異なるタイトルをつけたり、大げさに煽り立てるようなタイトルをつけてしまうことです。社内報はあくまでも社員に向けた情報発信やコミュニケーションのために発行されるものであり、イタズラに読者の心をあおるようなことをしてはいけません。

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