仕事をする時、一人一人の個性が良い方向に向かって働いていくと、いつも以上の結果が得られる事があります。個性は、別の言い方をすれば「強み」とも言えます。もちろん、色々な個性があるので、全ての個性が強みに働くのではありませんが、それでも、自分の強みを仕事で活用出来る方法というのを知っておくと、働くのに有益です。
それでは、自分の強みを活かすには、どのようにすれば良いのでしょうか。
1.他人から求められるようにする
人は、高慢になりやすいものです。例え最初は謙遜していた社員であっても、色々な仕事を任されて結果を残していき、立場が上になっていったりすると、最初の謙遜さがどこに行ってしまったのかと思えるほどに変わってしまう事があります。
このような場合、最初は自分の強みを活かして結果を残してきたかもしれませんが、結果的にはそれは失敗に終わってしまったわけです。そうならないように、自分の強みを活かすには、謙遜であり続ける必要があります。
という事は、自分から強みをどんどん活かせる様な場を求めたり発言を求めたりするのではなく、周りが「この事ならあの人に…」と言ってくれるようにする必要があるのです。ですから、どんなに自分が実績を上げたり重要なプロジェクトを行ったり、またヒット商品を生み出したとしても、いつも、周りの人達の支えや協力によって自分の結果は成り立っているんだ、という意識を忘れないようにしましょう。
直接強みと関わりがないように感じるかもしれませんが、自分の強みをいつまでも活かしていくにはとても大切な事です。
2.自分の強みを自分の仕事だけに用いない
前項ともつながってしまいますが、自分の強みを会社のために、また他の人のために用いるという視点で仕事にあたるなら、自分が役に立てる事に敏感になれるはずです。そうすると、他の人が、自分の強みを活かしてくれる事になります。
経験があるかもしれませんが、自分の得意な仕事だけをこなそうとする人や、苦手な事は他の社員に押し付ける人、また得意な事だけは目に余るようにやる人などを見ていると、こっちが恥ずかしくなってしまう時があります。
他人を蹴落とそうとすれば、自分も蹴落とされるだけです。これを無くすには、自分の強みを自分の仕事だけに用いずに、周りの為に用いる事。こうすれば、あなたの強みは会社の強みになり、引いてはそれが自分に還元されていく事になるでしょう。
以上のように、自分の強みを活かすには、常に謙遜し高慢にならず、またみんなのために仕事をする人になる必要があります。ですので、今日から自分の強みを活かしていけるように、しっかり仕事に励んでいきましょう。
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