最近、注目を集めている人材育成法が「コーチング」です。
コーチングは指導役が指導対象の自主性を引き出すことを第一に考える人材育成法であり、言われたことだけをこなす指示待ちタイプではない、自主性を備えた人材を育成するの最適な指導法です。
コーチングの解説書などもたくさん発売されていますが、より正しいコーチングスキルを身につけたいのであれば、コーチングの資格取得をお勧めします。
コーチングの資格といっても認定団体によって難易度な試験内容が異なります。
それぞれの特徴を知って、自分に合ったコーチングの資格を取得することが重要です。今回は、仕事で役立つコーチングの資格と難易度を紹介します。
一般財団法人「生涯学習開発財団」の資格
一般財団法人「生涯学習開発財団」は文部科学省所管の1983年に設立された団体で、生涯学習情報の提供と推進活動を目的とした団体です。
一般財団法人「生涯学習開発財団」は、仕事を創出する資格に対する認定事業を行っています。
文部科学省生涯学習政策局の所管の財団なので、認定に対しては厳密な審査が行われます。そのため、信頼できる資格と言えるでしょう。
一般財団法人「生涯学習開発財団」の認定する資格の中で、コーチングに関する資格は「認定コーチ」資格と呼ばれます。
認定コーチ資格はその難易度によって三段階に分かれており、「認定コーチ」「認定プロフェッショナルコーチ」「認定マスターコーチ」の三種類の資格があるのです。
認定コーチになるためには「コーチングを学ぶ」「コーチをする」「コーチをつける」という三種類の体験をすべて行い、それぞれの受験資格を満たさなければなりません。
例えば、一番難易度の低い認定コーチの受験申請条件は、下記条件を満たしている必要があります。
- コーチングを学ぶ:オンラインクラスの1~8課程の履修
- コーチをする:クライアント5人
- コーチをつける:3ヶ月以上、かつ4.5時間以上
受験資格を得るためには、コーチングに関する学習だけではなく実践も必要になるので、実践的なコーチング能力を身につ桁人だけが取得できる資格です。
国際コーチ連盟(ICF)の資格
国際コーチ連盟(ICF)の資格は、「コーチの倫理とコンピテンシー」に基づいて、世界的なコーチ基準を満たしている事を証明する資格です。国際的に共通した貴人に基づいて認定される資格のため、日本国内だけではなく海外でも通用する資格となっています。
ICFの資格は難易度によって、「プロフェッショナル認定コーチ」「マスター認定コーチ」の二つの資格に分かれています。ICFのコーチング資格を取得するためには、ICFのコーチ育成基準を満たすコーチ育成プログラムであるCTP(コーチ・トレーニング・プログラム)を受講しなければなりません。
CTPを一定期間受講した後、CTP認定修了試験を受けて合格すれば、ICFのプロフェッショナル認定コーチ取得条件を満たしたことになり、ICFに対してCTP認定修了証とともに資格取得申請を行えば、プロフェッショナル認定コーチの資格を取得できます。
名前だけですと、どちらの方が難易度が高いのかが分かりにくいのですが、プロフェッショナル認定コーチの取得目安は、CTPの受講期間が4年程度であるのに対し、マスター認定コーチはCTPの受講期間が5年となっているため、マスター認定コーチの方が難易度が高くなっているのです。
この他にも、独自のコーチング資格を認定している団体はいくつかありますが、代表的な資格としては上記の二つが挙げられます。どちらも資格取得までにはかなり時間と労力がかかるため、コーチング資格は容易に取得できるとは言えない資格です。
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