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【言い訳ばかりする部下の改善法】その原因は部下ではなく自分自身にあるかもしれない…

Shingo Hirono

2014/05/23(最終更新日:2014/05/23)


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 ガンガン自分の考えだけで突き進んでしまい、後始末が必要な部下の扱いも大変ですが、一方で、仕事で言い訳ばかりして、ちっとも前に進もうとしない部下の扱いも大変です。今回は、仕事で言い訳ばかりする部下について、どうしたら言い訳ばかりの態度を改善させることができるか、原因ごとに考えてみます。

まずは己をチェックする

 ただ単に状況の説明を求めているだけでも、部下が言い訳から始めるとしたら、上司である自分と部下との信頼関係がないのかもしれないと、疑ってみた方がいいかもしれません。

 自分はそのようなつもりではなくとも、部下からしたら圧迫を受けているような感じがしていたり、自分は叱りつけているつもりなどないのに、部下からすると何だか叱られいているような口調に聞こえるのかもしれません。

 部下があなたを恐れて言い訳ばかりするというのは危険信号です。その段階で言い訳ばかりするということは、大きなミスについて、もっと報告したがらないと思います。きっと大きなミスが、あなたの耳に入るのは事態が大ごとになった後です。

 言い訳ばかりする部下を目の前にすると、つい部下の方に問題があると考えてしまいがちですが、まずは自分の方に問題がないか探ってみるのも大事です。自分の身の回りで客観的にジャッジしてくれる人に、口調や言葉遣いで圧迫を与えるところがないかチェックしてみましょう。

自信がないより傲慢がいい?

 部下が仕事で言い訳をするのは、部下が自分の仕事について自信を持っていないからです。仕事に自信があれば、言い訳などする必要はなく、ありのままでいれば良いでしょう。部下が仕事に自信を持っているかどうかを、見極めるのも上司の仕事です。あまりにも自信がありすぎて傲慢になってしまうのも問題ですが、自信がなさすぎるのはそれ以上に問題でしょう。

 若いうちは、少々の傲慢さがあっても、突き進んでいく行動力が大切です。自信がない部下には、ここまでのラインなら失敗をしても構わないので、思い切ってやればいいということを伝えてあげましょう。


 仕事で言い訳ばかりする部下を改善させる方法について、原因別に考えてみました。言い訳をまったくしない人は、世の中にはいないとは思いますが、言い訳の多い人と、言い訳をしない人、どちらが能力が高いかは明白でしょう。部下ばかりでなく自分も言い訳をしていないか、顧みながら部下の言い訳を改善していけたら良いと思います。

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