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【あなたはどのタイプ?】部下の育成に効果的な「コーチング」4つのタイプ

Shingo Hirono

2014/05/23(最終更新日:2014/05/23)


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【あなたはどのタイプ?】部下の育成に効果的な「コーチング」4つのタイプ 1番目の画像
by SPÖ Presse und Kommunikation
 最近企業でもコーチング制度を導入するところが、少しずつ増えてきました。それは、コーチングを受けることによって、業績はもちろん、社員の人生が向上することが証明されてきていることが背景としてあるからでしょう。

 ここでは、コーチングを行う際に知っておくべき、4つのタイプについて紹介していきます。各タイプ別の特徴もまとめたので、自分に当てはまるのはどれか?と考えながら読んでみてください。

1. プロモーター

 プロモーターは、アイディアが豊富で、常識に囚われない柔軟な発想の持ち主です。ディスカッションの場でも、思いついたことを次々と発言をし、話し合いの場を活気づけるでしょう。

 楽しいことが大好き、楽しさこそがすべて、と思う傾向もあり、感情表現などもストレートです。一方で計画性に乏しく、緻密な計画を立てることが苦手です。また、どんどんアイディアが溢れてきますが、それをまとめることは苦手です。

2. サポーター

 サポーターは、穏やかでやさしい人柄の方に多く見られます。まさに人をサポートすることが得意で、組織の潤滑油のように人と人をつなぐことも上手です。人に対して関心を持っているため、誰とでも打ち解けられる才能を持っています。

 必要とされることに喜びを感じる反面、一人ぼっちの局面に弱く、周囲から「あなたが必要」と承認を受けないと、力を発揮できないこともあります。

3. アナライザー

 アナライザーの方は、冷静沈着で、発言の前に必ず思考の時間があります。そのため会議の場ではいの一番に発言することはありませんが、その分様々な意見を客観的かつ、様々な視点で吟味しているのです。

 また、物事を細かく、論理立てて理解することを好むため、何かを説明するときも内容が整然としていて、分かり易いです。前述のように思考するタイプなのですが、時折「思考停止」状態に陥ることがあります。そんなときは自分ひとりでは答えが出せないので、周りの助けが必要になってしまいます。

4. コントローラー

 コントローラーは、物事を自分の手で進めたいタイプで、エネルギーに満ち溢れています。闘いを通じて相手を知るといった好戦的な面もあり、他人のことも自分のコントロール下に置こうとします。人に動かされるのが嫌いなので、経営者など独力が試されるフィールドで活躍する人が多いのも特徴です。


 いかがでしたでしょうか。あなたはどのタイプでしたか?とはいっても人間は複雑な生き物ですから、どれか1つだけに属する、というわけではありません。4つの面すべてを持ち合わせており、その中で特に強く表れているものが、あなたのタイプなのです。

 まずは己を知ることが、他者を理解する助けとなると思うので、これを機にコーチングについての造詣を深めるのも良いでしょう。

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