「継続は力なり」という諺にもあるように何事も継続する力というのは、ビジネスにおいて大変有益な能力の1つです。いくら優れたスキルや発想力を有していたとしても、飽き性で何をやっても続かないという人には仕事を任せることができません。
中には「努力して継続しようとはするんだけど、いつも途中でモチベーションが低下してしまう」と継続力の無さを悩んでいるという方も多いかもしれません。そこで、今回は仕事で役立つ継続力を身に付けるための意識とコツについて紹介していきたいと思います。
1.具体的な目標を設定する
仕事において継続力を付けるためには、自分の中で常に目標を設定する必要があります。継続力がないという人は、与えられた仕事を漫然とこなしてしまう傾向にあるため、どうしてもモチベーションが維持できなくなってしまうのです。
目標を設定する際には、出来るだけ具体性を高めておくことが大切です。抽象的な目標では、その目標を達成する方法が明確ではありませんし、そもそも目標を達成したのか否かも分からなくなってしまい、かえって混乱してしまう危険性があるためです。また、目標を設定したら常にその目標を意識することが出来るよう紙などに書き出して視界に入りやすい場所に貼り付けておくとより効果的と言えます。
さらにワンポイントとして挙げると、設定した目標は出来れば他人に公言するようにしてみてください。すると、その目標はもはや自分だけのものではなくなるため、「何としても達成しなくては!」という強い気持ちが湧いてきます。
2.継続するメリットを考える
継続力を身に付けるためのもう1つのコツとしては、継続することによるメリットを常に意識するということが挙げられます。例えば、「この仕事を最後まで継続することができれば、きっと今よりも高い評価を受けることができるはず」など継続した結果、自分に何かしらの恩恵があるとハッキリ意識することにより、モチベーションが高まり自然と仕事を続けられるようになるのです。
加えて、継続できなかった場合のデメリットも同時に意識できればより効果的です。途中で気持ちが切れてしまい継続しなかった結果、他の社員に差を付けられてしまう、給与に響いてしまうなどマイナス要因を思い浮かべると、否が応でも続けようという気持ちが湧いてくるものです。
勉強にしてもスポーツにしても継続するということはどんな優れた教材やトレーニングよりも高い効果を発揮します。これは、仕事においても全く同じことで、継続力が無いことを悩んでいるという方は、ぜひ上記の2つのコツを意識して日々の生活を送るようにしてみましょう。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう