赤字決算はある程度仕方がない、そう悠然と構えている経営者が意外にも多いようです。確かにそれは間違ってはいないでしょう。しかし、赤字決算には多くのデメリットがあるのは確かです。ここでは、赤字決算のデメリットを紹介します。
説明責任が生じる
赤字決算をする場合は、経営者に、なぜ赤字決算になってしまったのかを説明する責任が生じます。正当な理由を付けなければ、従業員のモチベーションが下がるなど、会社のモチベーションや士気面で多くのデメリットが生じてしまうでしょう。
銀行からの融資を受けにくくなる
融資を受けることが会社の経営の中で必要になることもあるでしょう。しかし、赤字決算をしてしまうと、なかなか銀行は融資をしてくれなくなってしまいます。銀行としては、赤字を出すような企業は、融資をしてもリターンがあるのかわからないからです。
投資家の心証が悪くなる
赤字決算をすると、投資家の心証が悪くなってしまいます。投資家は、自分の企業の価値を支えている部分もあるため、一度赤字決算をしてしまうと、負のスパイラルにはまってしまう可能性もあるといえるのではないでしょうか。
ここでは、赤字決算をすることのデメリットを紹介しました。赤字決算をすることは、大きなデメリットがあるということを企業の経営者は覚えておく必要があるのではないでしょうか。
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