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まずは入社時の誓約書をチェック!人事異動に拒否権はあるのか?

Takeshi Sugiuchi

2014/05/23(最終更新日:2014/05/23)


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by miez!
 会社から突然の辞令が下り、転勤を余儀なくされることがあります。異動先が遠方であれば、あなたの生活は一変し、それに対応するために時にはプライベートも犠牲にしなくてはいけないかもしれません。社員には人事異動に対しての拒否権はあるのでしょうか。

まずは誓約書を確認

 まず、人事異動を拒否することはできるのでしょうか?もしあなたが入社時に誓約書を提出していて、そこに「転勤などの人事異動に応じる」旨の内容があったとしたら、残念ですが拒否権はありません。勤務地が複数あるような会社の場合だと、尚更要望には応じてもらえないでしょう。

 そうでないなら、拒否する権利は一応はあります。その場合、なぜ異動を断るのか会社から厳しく問い詰められるでしょう。どんな時に人事異動を断れるのでしょうか?

妥当な理由があれば断れる

 応じることが出来ない妥当な理由があれば、人事異動を拒否できます。一般的な会社だと秋ごろに意向調査が行われるので、このときに自分が異動出来ない事情を会社に伝えることが出来れば、辞令取り下げを考慮してくれる材料となります。

 ここで妥当だとされる理由とは、家族や自身の体調・病気などです。ただし、これはあくまでも前もって理由を伝えておき、そもそも内示の時点で異動命令が出されないようにするということです。予め事情を話してもいなかったのに、下された人事を拒否するのはかなり難しいと言えるでしょう。


 いかがでしょうか。重要なのは、上司とのコミュニケーションです。普段から家庭や自身の事情を伝えていれば、いざというときに考慮してもらえるかもしれません。

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