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【今日から出来る!】仮説思考を鍛えるための実践的なトレーニング3選

Chai

2014/05/27(最終更新日:2014/05/27)


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by ▓▒░ TORLEY ░▒▓
 仮説思考とは、目的や問題解決のために仮説→検証→実行→結論という筋道をつけるというものです。仮説を立てることで、目的・問題を明確化出来るだけでなく、そこに至るまでの必要な過程や条件を絞り込むことができるので、 結論へ至る時間を短縮できます。では、この仮説思考を効率良く身につけるためにはどのようなトレーニングをすればいいのでしょうか?

1. 「妄想」トレーニング

 夜寝る前や出勤中のスキマ時間を使ってできるお手軽トレーニングです。頭の中で仮説→検証という流れを習慣付けます。あくまでトレーニングなので、仮説はプライベートなことで構いません。例えば、「五年後に今の収入より倍の収入を得る」といった具合に仮説を立ててみます。仮説を立てたら現状を分析します。

 そして現状のままで実現可能か、実現させるためには何が必要かを検証します。例えば、今の仕事のままでも出世が見込まれて収入アップできるか?それとも転職したほうがいいのか?など、または現状を打破するためにはスキルアップが必要か?必要であればどんなことを学べばいいのか?といったことです。仮説は妄想でかまいませんが、状況は 現実を客観的に見定めて検証します。

 これはあくまで仮説思考のトレーニングなので、まず現状を把握し、先行きを予測するという思考回路を作ることが最重要です。

2. 「検証の検証」トレーニング

 次は、仮説構築後に検証に従って行動し、その検証が正しかったかを確かめるトレーニングです。仮説思考は、現実と照らし合わせて修正するということも必要です。実際に行動することで、臨機応変に修正するというトレーニングをします。

 例えば、「10時に渋谷駅に着いている」という仮説を立てたら時間や手段の検証をします。駅まで歩くのか、バスに乗るのか?どの路線を使うか、途中どこで乗り換えるかといったことを検証し、検証に従って実際に行ってみます。

 仮説の通りの時間までに目的地に着くことが出来ればその仮説は実現可能で、検証も正しかったということになります。しかし、もし目的とした時間を過ぎてしまったら、まずその仮説の条件は実現可能だったのか、検証したルートの他にもっと早く動けるルートはなかったかなどを再検証します。

 実際に動いて確かめることで、どうしたら現実的な仮説が立てられるのか、どうしたら現実の条件や情報に沿った検証が出来るのかを体で覚えることができます。

3. 「日常業務」トレーニング

 大きな問題解決やプロジェクト遂行のための仮説思考を行う前に、職場で小さなことで実践してみます。日常の妄想トレーニングと検証の検証トレーニングを職場でもやってみましょう。例えば、今やっている書類仕事がいつまでに仕上がっているという仮説を立て、そのためにどう仕事を進めればいいか検証し、実際にやってみます。

 このような日常の仕事での小さなことに仮説思考を用いていけば、それが習慣となりより大きな、より長いスパンでの仮説思考もできるようになるでしょう。

 このように日常生活や日々の小さな仕事の中でも仮説思考を身に付けることは十分出来ます。楽しく、効率良く仮説思考を身に付けて大きな仕事に活かしていきましょう!

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