「優秀な人」と言うと、とても漠然としたものに聞こえてしまうかもしれませんが、あなたの職場にも人一倍、効率よく適切に仕事をこなす人がいるのではないでしょうか。また、多くの人は優秀な人と評価されるために、仕事上でいろいろな努力をしていると思います。
今回は、そんな優秀な人というイメージをより細かい点から分析していき、仕事でどのように立ち振る舞えば、優秀な人と見なされるのか紹介していきたいと思います。
1. 優先順位を正確に理解している
優秀な人と言われる人に必ずと言っていいほど該当している要素は、仕事の優先順位を正しく理解していることです。会社に勤めていると、常に1つの仕事にだけ専念していれば良いわけではなく、実際にはいくつもの仕事を同時並行的に進めていかなければなりません。
しかし、同時に与えられている仕事であっても、それぞれの仕事の価値は同一ではなく、優先して進めて欲しい仕事や重視して進めて欲しい仕事、それほど重要ではない仕事など様々です。こうした1つ1つの仕事の価値を正確に理解して、優先順位を付けて仕事を進めることが出来る人は、優秀な人という印象になるでしょう。
2. 自信がある
自信を持って仕事に取り組むことも、優秀な人に共通する大切な要素の1つです。せっかく他人よりも高い能力を持っていても自信が欠如していては、その能力を活かす機会に恵まれません。
ただし、勘違いして欲しくないのは、「自信を持つ=自意識過剰や慢心」ではないということ。自信を持っている人は、自分の性格や能力、強みを正確に理解し、自分の行動は正しいと思うことができる人のことです。自分に自信を持つことが出来れば、より自分を活かすことのできる環境を認識できるようになり、仕事上での活躍も自然と増えてくるでしょう。
3. 意見は正しく伝える
どんなに優れた発想を持っていても、それを伝える方法が正しくなければ、優秀な人とは言えません。他人に自分の意見を伝えるためには、単に自分の思ったことをそのまま口に出せば良いというものではなく、相手の立場に立った伝え方を身につける必要があります。
具体的には、相手には情報がないという前提をしっかりと理解した上で、分かりやすく伝えるということです。当然ですが、相手はあなたが脳内で考えている内容など知ることが出来ないため、唐突に何か新たなことを伝えられても理解できないでしょう。その点を理解し、自分の意見を整理した上で1から順に伝えていくという流れを踏めば分かりやすい説明となり、相手から優秀な人と見なされるはずです。
冒頭でも述べたように、優秀な人という定義はとても曖昧です。ある人からみて優秀であっても、別の人から見れば優秀ではないといったことは、ごく当たり前のこと。ですから、優秀な人を目指すことは悪いことではありませんが、極端に周囲の評価を気にしすぎてしまうと、かえって方向性のない人と思われかねないので注意しておきましょう。
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