仕事で細かいことをどうしても気にしすぎる性格というのは、厄介なものです。仕事の効率も悪くなりがちですし、納期に間に合わせることが難しくなります。また、細部にこだわって大事な事に目が向かなくなる恐れすら出てきます。そんな細かいことを気にしすぎる性格を直したい時には、どのように取り組めばよいのでしょうか。
自分に求められていることは何かを考える
仕事というものは、自己満足でするものではありません。会社から求められているものがあるはずです。一度立ち止まって、自分がすべき事とは何かを考えるのも、そんな性格を直したい時には必要なのです。
おそらく性格からすると、手帳などに細かく情報やタスクなどを書き込んでいることでしょう。そこに、洗い出した自分がすべきことを書き込んで、日々確認するようにすると良いでしょう。
必要なことを洗い出す
たとえば納期が守れない、他の人にあまりに細かい事を求めすぎてコミュニケーションがうまくとれないなどといった事態になっているとすれば、どうすればそれらを回避できるのか対策を考えることが大切です。
それも、より具体的に、すぐに実行できるような形にまで落とし込むことが大切。細かいことを気にしすぎると言うことは、そのような対策を立てる際にもあらゆるケースを想定して考えることができるということです。作業を行うこと自体に難はないでしょう。
そして、自分なりに導き出した具体案をやはり手帳などに書き出しておき、それを見返しながら実行していくと、少しずつ変化が現れてくるはずです。
目標設定をする
細かいことを気にしすぎると、その先へなかなか進めないものです。なので、とりあえず気になることは置いておき、すべきことを先にこなせるように、目標設定をしておくことも効果的です。それらを全て終えたあとに、気になった事に取り組めばよいという方法です。ここでポイントとなるのは2つです。
まず、気にするターゲットを終えなければならないタスクへと向けること。自分で立てた目標が中途半端になっていることが気になれば、とにかくそれを片付けなければという意識が働くはずです。そしてもうひとつは、気になっていることを一旦メモに残し、後でじっくりと取り組むというスタイルを取ることです。
これは直接的に性格を直したいと思っている時には、結局その気にするターゲットを変えるだけだったり、後でとことん気が済むまで取り組むことには変わりないのではないと思えるかもしれませんが、実は大きな効果があります。気になることを一旦は脇に置くことができるようになるという事です。そして仕事が忙しくなれば、その一旦置いておいたことも放置したままになるケースがあります。そしてそれを、次第に気にしなくなってくるのです。
以上のように、考え方から具体的な方法まで挙げてみました。すぐには結果は出ないかもしれませんが、こういったことは意志の強さ次第で必ず変えることが出来ます。諦めずに続けてみましょう。
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