仕事の上でこんなに相手に尽くしているのに、相手はちっとも「ありがとう」を言ってこない。少しずつそんな状況が続くと、仕事の上でも腐ってきてしまうでしょう。仕事はお金のためと割り切ってみたとしても、やはり「ありがとう」と言われないのはさみしいもの。今回は、仕事で「ありがとう」と言われるようになるには、どうしたらいいか考えてみたいと思います。
ギブ&ギブ
仕事でありがとうと言われたい人が、全然人にありがとうと言わなかったらどうでしょうか。人にやってほしいなら、自分が先にやることが大人というもの。子供でもコミュニケーションに長けている人は、自分が先にやってコミュニケーションを円滑に進めるということを自然に習得しています。
自分は割とありがとうを言うほうなのに、相手は自分がありがとうを言った分の100分の1も返してこない。そんな相手にありがとうを言うのはなんか悔しい、などと思っていませんか。まずは、自分がどしどしまわりに「ありがとう」を言うことからはじめましょう。
普通を上回ってみる
思わぬところで、欲しいと思っていた以上のサービスを受けたらどうでしょうか。自然と口からぽろっと「ありがとう」と言ってしまうと思いませんか。
例えば、真夏の炎天下で散々歩き回った営業マンが会社に戻ってきたとき。しかし、会社はクールビズ化されていて、冷房の効きがいまいちです。ちょっとがっかりしたとき、キンキンに冷えたお茶と同じくキンキンに冷えたおしぼりをさっと渡されたらどうでしょうか。思わず「ありがとう」と言ってしまいませんか。
相手の考えた以上のサービスが提供できれば、ありがとうという言葉は自然と生まれます。そのためには、人のことをよく観察することが必要です。
ありがとうを求めない
ありがとうと言われるためには、どうしたらいいのかと考えてきているのに逆説的ですが、最終的には相手にありがとうと言ってもらうことを求めない心持ちが大事です。
あなたが執念を燃やして、「あれをしたら、さすがにありがとうを言うだろう」や「これがだめなら、こういうひねりはどうだろう」など、あれこれありがとうにこだわっている間は意外と言われないもの。そんな小細工がどうでもよくなり、ありがとうを言われることを諦めたそのタイミングで「ありがとう」と言われたりするものです。
仕事でありがとうと言われるには、どうしたらいいのか考えてみました。「ありがとう」と言う言葉がいきかう職場というものは気持がいいもの。ありがとうが頻繁に交わされる職場はコミュニケーションも円滑に行われているため、活気があります。気持のいい職場で働くためにも、率先してありがとうを言う空気を作っていくべきです。
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