仕事でミスをした事がない人間は絶対いないはずです。どんな人でもミスを犯す事はありますし、それによって上司から注意されたり怒られたりする事があって当然です。しかし、いくら当然のこととはいえ、上司に「こいつは本当駄目な奴だ」と思われるのも考えものです。そこで今回は、そう思われないための、怒られた場面における上手な対応方法を紹介します。
仕事で怒られたときの対処法①
指摘に感謝する
怒られた時、「すみませんでした」「申し訳ございません」というフレーズを使う事が一般的です。もちろんその言葉は反省を表す言葉なので、上司にミスを指摘された際の第一声には必ず使ってください。そして、怒るという行為は少なからずあなたへ気持ちがなければしない行動です。
まったく期待がもてない社員や、どうでもいい社員に対して、人は怒る意欲すら沸きません。なので、怒られるという事は捉え方次第では大変ありがたい事です。「お前は○○だから今回ミスったんだぞ!分かってるのか?」などという指摘を受けて、なんどもすみませんすみません。と繰り返し謝るのではなく「ご指摘いただきありがとうございます。次からは絶対に気をつけます。」と、怒ってくれる上司に感謝してみてください。「怒られているうちが華」という言葉があるように、あなたにまだ期待してくれている証です。
仕事で怒られたときの対処法②
怒られた時ほど積極的に仕事をする
怒られた時に悲観的になって、仕事が手につかなかったり、もうやってられない!と落ち込んでしてしまう方がいます。でも、それでは上司も「あいつは怒るとすぐスネる」「怒ったくらいで仕事が手につかないのか。」と、仕事が出来ない人というレッテルを張られてしまいます。怒られた時ほどチャンスと是非気持ちを切り替えてください。
怒られた時にこそ、その後のあなたの対応次第で上司に今まで以上に信頼を持ってもらえます。翌日に「昨日はすみませんでした。そして指摘していただきありがとうございます。昨日の修正をして○○のような工夫も加えて検討しなおしてみました。」など、怒られた時以上の仕事を上司に提出してみてください。「こいつ、やればできるじゃないか」と、きっと見直してくれることでしょう。
仕事で怒られたときの対処法③
とにかく素直に聞くこと事
怒っている上司の中には、「怒っている自分」に酔ってる人もいます。そういう時は、イライラする気持ちをぐっと抑えて、その方の話を素直に聞いてあげてください。表面上は、あなたのおっしゃる通りですという顔で聞いてあげて、心の中で「またこいつ言ってるよ」くらいに受け流してください。あなたが大人になる事で、上司も良い気分でいてくれます。
怒られた時に絶対してはいけない事は、怒ること、そして悲観的になる事です。会社での人間関係の悪化の原因にも繋がりますし、あなた自身の仕事をやりづらくする原因にもなります。素直に怒っている方の意見を尊重し、そして自分の次へのステップの糧にしてみましょう。
上司との関係が悪い・仕事が向いてないと思ったら“転職”を考えてみる
上司との関係性の悪さが「言い訳」を助長する
上司からの理不尽な叱責、パワーハラスメントが続くと、本記事で紹介したような怒られた後の対処法を実践できなくなってしまうかもしれない。
上司からの「なんで?」といった問い詰めやミス発覚後の厳しい叱責は、部下に「責められたくない。自分を守らなくては」と思わせる態度の一つ。
このような態度を取り続けた結果、“言い訳癖”や“嘘をつく”といった行動をとるようになってしまうのだ。
もしも、上司からパワーハラスメントなどを受けていて、伸び伸びと仕事ができていないのならば、転職を考えてみることをオススメしたい。
上司との関係性の悪さにストレスをため続けて心身を壊してしまう前に、転職エージェントに自分のキャリアについて相談してみよう。
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