「大きなプレゼンを控えていて心配」、「明日から新しい部署への転入初日で眠れない」など、仕事上の心配事が原因で眠れなくなってしまうという経験をしたことがあるという方は多いでしょう。
しかし、睡眠は体調や脳の働きを正常に保つために必要不可欠な要素の1つですので、出来れば不眠を解消して、万全の状態で仕事に臨みたいもの。そこで、今回は仕事の心配事が原因で眠れないという方のための考え方について紹介していきたいと思います。
1. マイナス思考からプラス思考へ
仕事の心配が原因で眠ることが出来ないという方の多くは、仕事に対してマイナス思考に陥っているケースが大半です。例えば、冒頭の例を用いると「プレゼンに失敗してしまうのではないか?」「新しい部署の人と上手くやっていけないのではないか?」などが挙げられるでしょう。
確かに誰しも失敗はしたくないものですから、不安になる気持ちは理解できます。ただ、上記のようにまだやってもいないことに対して、マイナス思考になることは良い結果をもたらしません。これは、単純に不安で眠れなくなることに限ったものではなく、マイナス思考が失敗を呼び寄せてしまうことにもつながりかねないため注意が必要です。
ですから、将来のことに対して心配するのは極力やめるように努力し、マイナス思考が入ってきそうになったら気分転換になる趣味などを行い、プラス思考に持っていくよう心がけましょう。
2. 状況を整理してみる
仕事が上手くいくか心配で眠れないという状態の時は、睡眠前のちょっとした時間で今置かれている状況を整理してみるという方法がオススメです。具体的には、仕事の計画を1から順に並べていき、自分がどの部分で心配を抱えているのか正確に把握するという流れになるでしょう。
例えば、翌日のプレゼンが心配のタネだとした場合、そのプレゼンの中でもどこが大きい障害となっているのか考えてみましょう。話す内容についてなのか、時間内に上手くまとめられるかなのか、それとも緊張しないで話せるかということなのか、どの点が自分に強い不安を与えているのか整理し把握できれば、漠然と心配に駆られて眠れないという状態に比べ格段に対処がしやすくなり、気持ちも楽になるはずです。
日本人はストレスを受けやすい気質であるとも言われ、どうしても仕事の心配事で不眠や体調不良に陥ってしまいがち。しかし、こうした不眠などは考え方1つの転換で上手く解消できるケースも少なくないので、眠れないと悲観するのであれば、どうしたら良く眠れるようになるのかを考えてみるのも大切です。
ただし、過度にストレスや不安が溜まった状態の場合には、一人ではどうしようも出来ないこともありますので、その際はカウンセリングなどを柔軟に利用していきましょう。
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